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消防設備士 全類比較ガイド|どの類から取るべきか・難易度・受験資格

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消防設備士 全類比較ガイド|どの類から取るべきか・難易度・受験資格
目次

消防設備士は、消防用設備の工事・整備・点検を行う国家資格で、甲種1〜5類・乙種1〜7類の合計12種類に分かれています。「どの類から取るべきか」「甲種と乙種の違い」「複数取得のメリット」など、初めて受験する人が迷いやすい論点を整理し、自分のキャリアに合った類別選択を支援する hub ガイドです。

各類別の学習プラン・通信講座は、本記事末尾の各類別記事へのリンクから個別に確認できます。

結論:初学者は乙6から、実務目標があれば乙4から

消防設備士の類別選択は、自分の経験とキャリア目標で決まります。

自分の状況おすすめの類理由
ゼロから始めたい初学者乙6 (消火器)合格率高め・学習時間少なめ・受験資格なし
電気系の経験がある乙4 (自動火災報知設備)電気の基礎が流用できる
機械系の経験がある乙6→乙1消火器・水系消火設備の機械系
ビル管理・防災設備会社を目指す乙4→甲4自動火災報知設備は実務需要大
工事権限が必要甲種 (1類〜5類)受験資格あり (機械/電気系卒等)
短期で1類追加したい乙7 (漏電火災警報器)合格率高め・範囲が狭い

実務でビル管理・防災設備会社を目指す人は乙4 (自動火災報知設備) を最初の選択肢にする人も多く、感知器・受信機の知識は実務で頻出します。

甲種と乙種の違い

消防設備士は権限の違いで甲種と乙種に分かれます。

項目甲種乙種
権限工事+整備+点検整備+点検のみ (工事不可)
受験資格あり (機械/電気系卒・乙種実務2年・他資格・実務5年等)なし (誰でも受験可)
対応類別1類〜5類1類〜7類 (6類・7類は乙種のみ)
実技試験鑑別+製図鑑別のみ
試験時間3時間15分1時間45分
学習時間目安100〜150時間60〜120時間

新設工事に関わる実務がある人は甲種、既存設備の点検・整備が中心なら乙種という使い分けです。甲種は実技に製図が含まれ、配線図・系統図の描画スキルが必要です。

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類別の対応設備と難易度

消防設備士の類別と対象設備、難易度の目安:

対応設備甲種/乙種学習時間目安合格率目安
1類屋内消火栓・スプリンクラー・水噴霧・泡消火設備甲・乙乙70〜110/甲100〜150時間約30〜35%
2類泡消火設備甲・乙乙60〜100時間約30〜35%
3類不活性ガス・ハロゲン化物・粉末消火設備甲・乙乙60〜100時間約30〜35%
4類自動火災報知設備・ガス漏れ警報設備甲・乙乙80〜120/甲100〜150時間乙約25〜30%/甲約30〜35%
5類金属製避難はしご・救助袋・緩降機甲・乙乙60〜90時間約30〜35%
6類消火器乙種のみ60〜100時間約60〜65%
7類漏電火災警報器乙種のみ60〜90時間約60〜65%

6類 (消火器) と7類 (漏電火災警報器) は乙種のみの類別で、合格率が高めで入門に適しています。一方、4類 (自動火災報知設備) は乙種でも合格率約25〜30%と乙種の中では難易度高めです。

初学者向けの推奨ルート

ゼロから消防設備士を始める人向けの推奨ルートを、目的別に整理します。

ルートA: ビル管理・防災設備会社を目指す

乙6 (消火器) → 乙4 (自動火災報知設備) → 甲4 (工事権限) → 甲1 (水系消火設備工事) が典型パターンです。

段階取得目安学習時間
乙6入門・最初の1類60〜100時間
乙4実務頻出範囲80〜120時間
甲4工事権限獲得+50時間 (乙4の知識流用)
甲1水系消火設備工事権限+70時間

詳細な学習プランは各類別の shoshinsha-roadmap 記事で確認できます: 乙6 / 乙4 / 甲4

ルートB: 短期で消防設備士を1類取得したい

乙6 (消火器) または 乙7 (漏電火災警報器) が合格率高めで入門に適しています。

選択肢学習時間合格率おすすめ理由
乙660〜100時間約60〜65%機械系・消火器の馴染みやすさ
乙760〜90時間約60〜65%電気系・範囲が狭い

電気系の経験がある人は乙7、機械系の経験がある人は乙6から始めるパターンが多いです。

ルートC: 既に1類保有で2類目を追加したい

法令共通6問が流用できるため、学習時間を50〜70時間程度に圧縮できます。

1類目2類目候補流用範囲
乙6 (消火器)乙4 / 乙1 / 乙7法令共通6問
乙4 (自動火災報知設備)乙7 (漏電火災警報器)法令+電気の基礎
乙4 (自動火災報知設備)甲4 (工事権限)法令+電気+構造機能の大部分

ビルメン4点セットとの関係

ビルメン4点セット (ビル管理の4資格) は通常、第二種電気工事士・二級ボイラー技士・危険物乙4・冷凍3種を指し、消防設備士は含まれません。ただし防災・消防分野で実務需要が高く、ビルメン4点セット保有者が次に目指す資格として乙6・乙4が選ばれることが多くいます。

ビルメン4点セット+消防設備士の組み合わせは、ビル管理・防災設備会社の実務で強い構成です。詳細はビルメン4点セット記事で確認できます。

通信講座の対応状況

A8.net掲載通信講座 (SAT・ユーキャン・アガルート・オンスク等) の消防設備士対応状況 (2026年5月時点):

類別SATユーキャンアガルートオンスク
乙6 (消火器)×××
乙4 (自動火災報知設備)×××
甲4 (自動火災報知設備)×××
乙1 / 乙2 / 乙3 / 乙5 / 乙7××××

SAT が消防設備士で動画講座を提供している主な選択肢で、ユーキャン・アガルート・オンスクは消防設備士全類に対応していません。SAT非対応の類別 (乙1・乙7等) は独学+演習サイトが基本パターンになります。

各類別の通信講座詳細は kouza-osusume-2026 記事で確認できます: 乙6 / 乙4 / 甲4

まとめ

消防設備士の類別選択は、自分の経験 (電気系/機械系) ・キャリア目標 (ビル管理・防災設備会社/単発受験) ・受験資格の有無 (甲種/乙種) で決まります。初学者でゼロから始めるなら乙6 (消火器) または乙7 (漏電火災警報器) が入門に適しており、ビル管理・防災設備会社を目指すなら乙4 (自動火災報知設備) を最初の選択肢にする人が多くいます。複数類を取得する場合、法令共通6問が流用できるため学習時間を圧縮できます。受講料・対応年度・キャンペーンは時期で変わるため、申込前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

出典

  • 一般財団法人 消防試験研究センター 消防設備士試験について
  • 消防法・消防法施行令・施行規則
  • 各通信講座の公式サイト (SATほか)

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この記事の執筆者

ぴよパス編集部

ぴよパス編集部 / 資格試験コンテンツ編集

担当領域: 消防設備士、危険物取扱者、衛生管理者、ボイラー技士、冷凍機械責任者、 電気工事士、FP 技能検定、IT パスポート、宅地建物取引士、登録販売者 など 20 試験の問題作成・解説執筆を担当

公的機関の公表データ・法令の条文・試験実施団体の公式情報を一次資料として参照し、 記事の正確性を担保しています。問題はすべて編集部によるオリジナルで、12 項目の自動ガード (スキーマ検証、正答一意性、計算問題の再検算ほか) + 編集長による最終承認を経て公開しています。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。 試験の最新情報 (日程・受験料・合格基準等) は各試験実施団体の公式サイトで必ずご確認ください。 記事中に誤りを発見された場合は お問い合わせフォーム よりご指摘ください。

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