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【語呂合わせ15選】消防設備士乙6の暗記法まとめ|覚えにくい数値もスッキリ

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目次

この記事で分かること

  • 消防設備士乙6の4科目で暗記が必要な頻出数値・分類の語呂合わせ15選
  • 法令の数値(歩行距離・点検周期・報告周期)を混同しない覚え方
  • 適応火災(A・B・C)の組み合わせを素早く思い出す方法
  • 蓄圧式と加圧式の違いを一発で区別できる覚え方
  • 実技・鑑別で書かなければならない部品名称を確実に覚える方法

はじめに:乙6で語呂合わせが必要な理由

消防設備士乙種第6類(以下、乙6)は消火器を扱う国家資格です。試験は筆記(30問)と実技(5問)の合計35問で構成され、科目ごとに60%以上の正解が合格の条件です。

試験範囲は「消火器」という一テーマに絞られている分、似た数値・分類が多く登場します。「機器点検が6ヶ月か1年か」「泡はB火災に使えるがC火災には使えないのか」など、細かい数値や組み合わせを問う問題が得点を左右します。

語呂合わせはこうした「混同しやすい暗記項目」に対して特に効果的な手法です。以下で紹介する語呂合わせはすべてぴよパス編集部がオリジナルで考案したものです。


法令の語呂合わせ

法令科目は筆記10問を占め、出題の約半分が設置基準・点検周期・報告周期などの数値です。数値が複数登場する中でいかに混同しないかが得点のカギです。

法令の練習問題で確認する

語呂合わせ1:歩行距離20m「ニッコリ(20)消火器までダッシュ」

消火器の設置基準として「各階ごとに、各部分から消火器に至る歩行距離が20m以下」という規定があります。

「ニッコリ(20)笑顔で消火器まで走れる距離」

  • 20 → 「にっこり(20→に・こ)」
  • 歩行距離20mは「急いでも走れる距離」というイメージで覚えると、設置が足りない建物のリスクを実感として覚えられます。

この語呂が使われる問題に挑戦する → 消防設備士乙6 法令の練習問題


語呂合わせ2:点検周期「機械は半年、総合は1年」

機器点検と総合点検の周期は混同しやすい最頻出ひっかけポイントです。

「機器は半年(6ヶ月)、まとめて(総合)1年に1回」

  • 機器点検:6ヶ月ごとに実施(外観点検・機能点検)
  • 総合点検:1年ごとに実施(実際に作動させて確認)

覚え方のポイント:「機器(きき)は聞き過ぎないよう半年に1回だけ確認」「総合は1年かけてじっくり」というストーリーで覚えると、2つの周期が混乱しなくなります。

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語呂合わせ3:報告周期「特定は毎年、非特定は3年に1回」

点検の「実施周期」と「消防機関への報告周期」は別ルールです。この違いを混同すると法令問題で得点を落とします。

「特定の人(不特定多数が利用する施設)は毎年報告、のんびり(非特定)は3年に1回」

区分報告周期
特定防火対象物(劇場・病院・飲食店など)1年ごと
非特定防火対象物(工場・事務所・倉庫など)3年ごと

語呂合わせ:「特(とく)は毎年とく(得)する、非特定は3年に1回でいい

「特定施設は不特定多数が来るから毎年きっちり報告、非特定は関係者だけだから3年に1回でOK」という理屈と一緒に覚えると定着します。

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語呂合わせ4:能力単位の計算「面積を単位で割って本数を出す」

能力単位を使った設置本数の計算は、実技でも出題される最重要テーマです。

「面積わり算で能力単位、さらにわり算で本数」

計算の流れ:

  1. 防火対象物の種類から算定基準面積を確認
  2. 延べ面積 ÷ 算定基準面積 = 必要能力単位数
  3. 必要能力単位数 ÷ 消火器1本の能力単位 = 設置本数(端数は切り上げ)

主な算定基準面積の語呂合わせ:「主要施設(特定)は50m²、それ以外は100m²」

  • 劇場・遊技場・飲食店・病院などの特定用途:50m²(「50でわる特別な場所」)
  • 工場・倉庫・事務所などの非特定用途:100m²(「100でわる普通の場所」)

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語呂合わせ5:義務講習「初回は2年、以後は5年」

消防設備士の義務講習制度は数値のひっかけが頻出です。

「初めて(初回)はニ(2)年以内、リピート(以後)はGo(5)年ごと」

  • 初回講習:免状交付後最初の4月1日から2年以内
  • 以後の講習:5年以内ごと

「2年→5年」の順番を「2→5と大きくなる」という規則性でセットにして覚えましょう。「初回は短め(2年)、慣れたら長め(5年)」というイメージも有効です。

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基礎的知識の語呂合わせ

基礎的知識(機械)は5問と少ないですが足切り科目です。計算問題が多い中でも、暗記で対応できる項目は語呂合わせで確実に取りにいきます。

基礎的知識の練習問題で確認する

語呂合わせ6:燃焼の3要素「可燃物・酸素・熱の三角関係」

燃焼が成立するには「可燃物・酸素(支燃物)・点火源(熱)」の3つが同時に必要です。

「燃えるには か(可燃物)・さ(酸素)・ね(熱)の三角形が必要」

  • :可燃物(燃える物質)
  • :酸素(支燃物)
  • :点火源(熱エネルギー)

「かさね(重ね)て3つそろえると火がつく」という語呂でセット記憶します。消火の原理はこの3要素のうち1つを取り除くことであり、除去消火・窒息消火・冷却消火の3種類に対応します。

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語呂合わせ7:パスカルの原理「圧力は全方向に均等に伝わる」

密閉された流体への圧力は全方向に均等に伝わるというパスカルの原理は、計算問題に必須の知識です。

「パスカルさんは平等主義:どこにも同じ圧力を届ける」

計算式:P = F ÷ A(圧力 = 力 ÷ 断面積)

「押す力(F)を面積(A)で割ると圧力(P)」という式を覚えたうえで、小さい面積に圧力をかけると大きい面積で大きな力が得られる(油圧の原理)という仕組みを理解しておきましょう。

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語呂合わせ8:金属のイオン化傾向「腐食は卑な金属(イオン化傾向が高い方)から」

異種金属が接触すると電位差が生じ、イオン化傾向の大きい方(卑な金属)が腐食されます。

「卑(ひ)な金属が被(ひ)害者になる」

消防設備の文脈では、アルミ製容器に鉄製部品を取り付けるとアルミが腐食されやすい(アルミの方がイオン化傾向が大きい)という知識が問われます。「卑な=犠牲になる側」という語呂で覚えると、問題文で「どちらが腐食するか」を素早く判断できます。

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構造・機能の語呂合わせ

構造・機能及び整備は筆記15問と最多の出題数を誇る最重要科目です。蓄圧式と加圧式の違い、適応火災の組み合わせ、消火作用の種類を中心に語呂合わせで整理します。

構造・機能の練習問題で確認する

語呂合わせ9:蓄圧式と加圧式の見分け方「圧力計があれば蓄圧式」

蓄圧式と加圧式の違いは最頻出テーマです。写真問題・択一問題どちらにも対応できる1ポイント知識です。

「チク(蓄圧式)っと針が指す(指示圧力計あり)、カ(加圧式)ッと封を切る(封板を破る)」

区分指示圧力計加圧用ガスボンベ
蓄圧式ありなし(本体内に常時ガス圧)
加圧式なし内蔵(使用時に封板を破って加圧)

「蓄圧式はいつでも圧力を蓄えているから計器が必要、加圧式は使うときだけ一気に加圧するから計器が不要」という理屈と組み合わせて覚えると、どちらの特徴かを迷わなくなります。

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語呂合わせ10:適応火災「粉末ABCは万能、二酸化炭素はAが苦手、泡はCが苦手」

消火器4種の適応火災の組み合わせを覚える語呂です。

「粉末は全部OK(ABC)、CO₂はAに苦手意識、泡はCに苦手意識」

消火器の種類A火災(普通)B火災(油)C火災(電気)
粉末ABC消火器
二酸化炭素消火器×
泡消火器×
強化液消火器(棒状)××

覚え方の核心:「CO₂(こうに)はAが弱い。泡(あわ)はCに弱い

  • 二酸化炭素はA火災(木材・紙など)の燃え残り(炭化物)を完全に消せない
  • 泡は電気を通すためC火災(電気火災)では感電リスクがある

この2点の「なぜ」を理解しておくと、試験で選択肢に迷ったときに論理的に正解を絞り込めます。

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語呂合わせ11:消火作用の種類「冷・窒・抑・希の4種類」

消火の仕組みは4種類で、各消火器はこれらを組み合わせて消火します。

「れいちよっき(冷・窒・抑・希)の4つが消火の鍵」

  • (冷却消火):燃焼体を冷やして点火源を除去
  • (窒息消火):酸素を遮断して燃焼を止める
  • (抑制消火/負触媒消火):燃焼の連鎖反応を止める(粉末消火器が代表)
  • (希釈消火):可燃性ガスを薄めて燃焼限界以下にする

主な消火器と消火作用の対応:

  • 粉末ABC消火器 → 窒息+抑制が主体
  • 二酸化炭素消火器 → 窒息+冷却
  • 泡消火器 → 窒息+冷却
  • 強化液消火器 → 冷却+抑制

「れいちよっき」というリズムで4種を最初に頭に入れてから各消火器の対応を覚えると整理しやすくなります。

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語呂合わせ12:粉末消火薬剤の種類「リン酸アンモニウム(ABC)、炭酸水素ナトリウム(BC)」

粉末消火器の薬剤の種類と適応火災の対応を覚える語呂です。

「りん(リン酸)がABCを全部カバー、たん(炭酸水素ナトリウム)はBCだけ」

  • リン酸アンモニウム(第一リン酸アンモニウム):A・B・C火災すべてに適応 → 粉末ABC消火器
  • 炭酸水素ナトリウム(重炭酸ナトリウム):B・C火災のみ → 粉末BC消火器

「りんはABCをリン(輪)にして全部つなぐ、たんはBCの2つだけ」というイメージで覚えましょう。試験では薬剤名から適応火災を問う問題と、適応火災から薬剤名を問う問題の両方が出ます。

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実技・鑑別の語呂合わせ

実技(鑑別等)は5問すべてが記述式で、部品の正式名称を正確に書くことが求められます。語呂合わせとグループ記憶で、試験当日に「名前が思い出せない」という状態を防ぎます。

実技・鑑別の練習問題で確認する

語呂合わせ13:頻出部品名「安全栓・指示圧力計・サイホン管・封板」

実技で最も出題頻度が高い部品4点をセットで覚える語呂です。

「あ・し・さ・ふ(安全栓・指示圧力計・サイホン管・封板)の4点セット」

  • 安全栓(あ):レバーの誤操作を防ぐためのリング状の金具
  • 指示圧力計(し):蓄圧式消火器の内部圧力を表示するメーター
  • サイホン管(さ):容器底部の薬剤を吸い上げるパイプ
  • 封板(ふ):加圧式消火器の加圧ガスボンベの封口を破る薄い板

「あしさふ」のリズムで4点をセットにして、各部品のイラスト・写真と照らし合わせながら覚えると実技本番でスムーズに書けるようになります。

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語呂合わせ14:外観点検の確認項目「外形・表示・付属品」

外観点検で確認すべき項目をグループにまとめた語呂です。

「外(外形)・表(表示)・付(付属品)のミッツを目で見る」

  • 外形:本体容器のさび・変形・漏れ・ホースの亀裂・ノズルの詰まり
  • 表示:安全栓の確認・使用済み表示装置のピン・圧力計の指針が緑範囲内か
  • 付属品:ホース・ノズル・ブラケット(設置金具)の取り付け状態

「外表付(がいひょうつき)ミッツを見る」という語呂で3グループを先に頭に入れてから各項目の詳細を覚えると、記述問題で項目を書き漏らすリスクが下がります。

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語呂合わせ15:消火器の外観識別「ホーン・圧力計・ホース形状で見分ける」

実技で写真を見て消火器の種類を答える問題に対応する識別ポイントの語呂です。

「CO₂はホーン(角)持ち、蓄圧はメーター(計器)持ち、泡は太いホース、粉末はレバー一本型」

識別ポイント消火器の種類
先端にラッパ型のホーン(放射管)がある二酸化炭素消火器
本体に指示圧力計(メーター)がある蓄圧式消火器(粉末蓄圧式・強化液など)
太くて丸いホースが本体の横に付いている泡消火器(化学泡)
細いホース+圧力計なし加圧式粉末消火器

「CO₂はホーン一本で目立つ」というイメージを最初につかみ、次に「圧力計の有無で蓄圧・加圧を判別」という手順で写真を読むと、外観識別問題で迷わなくなります。

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語呂合わせ一覧まとめ

本記事で紹介した15個の語呂合わせを科目別にまとめます。試験直前の最終確認にも使えます。

法令(5個)

暗記テーマ語呂合わせ
歩行距離20m「ニッコリ(20)笑顔で消火器まで走れる距離」
点検周期(機器6ヶ月・総合1年)「機器は半年、まとめて(総合)1年に1回」
報告周期(特定1年・非特定3年)「特はとく(毎年)、非特定は3年に1回でいい」
能力単位の計算(特定50m²・非特定100m²)「主要施設(特定)は50、それ以外は100でわる」
義務講習(初回2年・以後5年)「初めてはニ(2)年以内、リピートはGo(5)年ごと」

基礎的知識(3個)

暗記テーマ語呂合わせ
燃焼の3要素「かさね(可燃物・酸素・熱)て3つそろえると火がつく」
パスカルの原理「パスカルさんは平等主義:どこにも同じ圧力を届ける」
異種金属腐食「卑(ひ)な金属が被(ひ)害者になる」

構造・機能(4個)

暗記テーマ語呂合わせ
蓄圧式と加圧式の見分け方「チクっと針が指す(蓄圧・圧力計あり)、カッと封を切る(加圧・封板)」
適応火災の組み合わせ「粉末は全部OK、CO₂はAが弱い、泡はCに弱い」
消火作用4種「れいちよっき(冷却・窒息・抑制・希釈)が消火の鍵」
粉末薬剤の種類「りんはABCをリン(輪)にして全部つなぐ、たんはBCだけ」

実技・鑑別(3個)

暗記テーマ語呂合わせ
頻出部品4点「あ・し・さ・ふ(安全栓・指示圧力計・サイホン管・封板)の4点セット」
外観点検の確認項目「外(外形)・表(表示)・付(付属品)のミッツを目で見る」
消火器の外観識別「CO₂はホーン持ち、蓄圧はメーター持ち、泡は太いホース」

語呂合わせを本番で活かすための3ステップ

語呂合わせは覚えるだけでは意味がありません。実際の得点につなげるには次の3ステップで活用します。

ステップ1:語呂合わせを覚えたらすぐに練習問題を解く

語呂合わせを覚えた直後に、その知識が問われる練習問題を解くことで記憶が定着します。「語呂合わせを使って解けた」という成功体験が、本番でも確実に思い出せる記憶へと変わります。

ステップ2:声に出して毎日繰り返す

通勤・入浴・寝る前など、テキストを開けない時間に語呂合わせを声に出して繰り返します。視覚記憶だけでなく聴覚・口の筋肉の記憶も加わることで、試験当日に咄嗟に思い出しやすくなります。

ステップ3:試験当日は問題用紙の余白に書き出す

試験開始後すぐ、記憶が最も新鮮なうちに主要な語呂合わせと対応する数値・分類を問題用紙の余白に書き出しておきます。後半の問題を解くときに手元で確認できるため、ケアレスミスを防止できます。


語呂合わせで仕上げた後は問題演習で確認を

語呂合わせで暗記の土台ができたら、科目別の練習問題で「実際に使えるか」を確かめましょう。

消防設備士乙6 消防関係法令の練習問題(40問)

消防設備士乙6 基礎的知識の練習問題(40問)

消防設備士乙6 構造・機能及び整備の練習問題(40問)

消防設備士乙6 実技・鑑別の練習問題(40問)

各科目の語呂合わせを使いこなせるようになったら、本番形式の模擬試験で総合的な習熟度を確認します。

消防設備士乙6 模擬試験(本番形式・35問)に挑戦する


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この記事について

執筆: ぴよパス編集部

ぴよパスでは、公的機関の公表データ・法令・試験実施団体の公式情報を根拠に記事を作成しています。問題は全てオリジナル作成です。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。最新の試験情報は各試験の公式サイトでご確認ください。

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