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危険物乙4の語呂合わせ|指定数量・引火点・性質を効率的に覚える方法【オリジナル】

ぴよパス編集部

この記事で分かること

  • 危険物乙4で暗記必須の3つの頻出テーマ
  • 引火点の境界値を混同しない語呂合わせ
  • 指定数量を効率よく覚えるグループ分け法
  • 品名分類と代表物質をセットで覚える方法
  • 語呂合わせを試験本番で使いこなすコツ

危険物乙4で「暗記が必要な部分」はどこか

危険物乙4の試験(35問)は3科目で構成されます。

科目出題数主な暗記内容
危険物に関する法令15問指定数量・施設の種類・保安監督者の選任要件
基礎的な物理学・化学10問燃焼の三要素・消火剤の種類・引火点の定義
危険物の性質・消火10問品名分類・引火点の境界値・代表物質・消火方法

このうち特に語呂合わせが有効なのが「危険物の性質・消火」と「法令の指定数量」の暗記です。数字や分類表は丸暗記しようとすると混乱しやすいため、記憶の「引っかかり」を作ることが効率化のカギになります。

以下のすべての語呂合わせはぴよパス編集部がオリジナルで考案したものです。


引火点の境界値を覚える語呂合わせ

なぜ引火点の境界値が重要か

第4類危険物の7つの品名は、引火点の範囲によって区切られています。

品名引火点の範囲
特殊引火物-20℃以下
第1石油類21℃未満
アルコール類(引火点ではなく炭素数で分類)
第2石油類21℃以上70℃未満
第3石油類70℃以上200℃未満
第4石油類200℃以上250℃未満
動植物油類250℃未満

境界値となる数字は「21・70・200・250」の4つです。この4つを順番に確実に覚えることが、品名分類問題を正確に解く前提になります。

語呂合わせ:「ふたり ながく ふたひゃく にごじゅう」

> 「2人(21)、長く(70)、二百(200)、二五十(250)」

日本語に意味をつけると「2人で長く続けた関係も、200日、250日と続けば本物」というストーリーで覚えましょう。

  • 21℃ → 「2人(ふたり)」
  • 70℃ → 「長く(ながく / 7を"なな"と読んで7→ながい→70)」
  • 200℃ → 「二百(にひゃく)」
  • 250℃ → 「二五十(にごじゅう)」

試験中に「第2石油類の上限は?」と迷ったとき、この語呂合わせで「21と70の間」と思い出せれば正解できます。

第1石油類と第2石油類の境界を混同しないコツ

「21℃未満が第1石油類、21℃以上70℃未満が第2石油類」という境界を混同する受験者が多くいます。

覚え方のコツ:「1番若い(第1)のが一番燃えやすい(引火点が低い)」

第1石油類は引火点21℃未満と最も低く、常温に近い温度で引火します。「1番小さい数字(21未満)が第1石油類」と覚えると、第2・第3・第4と品名の数字が上がるにつれて引火点も上がる(燃えにくくなる)という規則性で整理できます。


指定数量を覚えるグループ分け法

指定数量一覧

指定数量は品名ごとに定められた基準量で、危険物を扱う際の法令上の判断基準になります。

品名非水溶性水溶性
特殊引火物50L50L
第1石油類200L400L
アルコール類400L400L
第2石油類1,000L2,000L
第3石油類2,000L4,000L
第4石油類6,000L6,000L
動植物油類10,000L10,000L

グループ分けで覚える

指定数量はグループに分けると整理しやすくなります。

グループA:固定値(水溶性・非水溶性で変わらない)

  • 特殊引火物:50L
  • アルコール類:400L
  • 第4石油類:6,000L
  • 動植物油類:10,000L

グループB:水溶性は非水溶性の2倍

  • 第1石油類:200L(非)/ 400L(水)
  • 第2石油類:1,000L(非)/ 2,000L(水)
  • 第3石油類:2,000L(非)/ 4,000L(水)

語呂合わせ:「非水溶性は2倍で水溶性(水でうすまるから量が増える)」 水に溶ける物質(水溶性)は、水による希釈・分散で危険性が低下するため、同品名の非水溶性より指定数量が多く設定されています。「薄まるから多くてOK」というイメージで覚えると忘れにくくなります。

数字の語呂合わせ:「特殊なゴ(50)さん(第1石油類200L)」

指定数量のキー数字 5(50L)・2(200L)・4(400L)・10(1,000L)・20(2,000L)・60(6,000L)・100(10,000L)は、「ご(5)、に(2)、し(4)、いち(1)、に(2)、ろく(6)、じゅう(10)」と音読みして「語に二四、一二六十」というリズムで繰り返し声に出すと、指定数量の桁感が身につきます。


品名と代表物質を覚えるセット記憶法

セット記憶の考え方

品名の名前だけ覚えても、具体的な物質が思い浮かばなければ本番で使えません。品名と代表物質を「セット」として記憶することが重要です。

各品名の代表物質と覚え方

特殊引火物:ジエチルエーテル、二硫化炭素 語呂合わせ:「特殊な二人(ジエチルエーテルと二硫化炭素)は特別扱い」 この2物質は引火点が非常に低く(-40℃以下など)危険度が高いため「特殊」という品名になっています。危険物の中でも最も扱いに注意が必要な物質として優先的に覚えましょう。

第1石油類(非水溶性):ガソリン、ベンゼン 語呂合わせ:「ガソリンスタンドでベンゼン(第1石油類)は1番危険」 日常生活でも目にするガソリンを「第1石油類の代表」として軸にして覚えましょう。引火点が最も低いグループです。

第1石油類(水溶性):アセトン、ピリジン 語呂合わせ:「アセトンで爪磨き(マニキュア除去剤)、水で溶けるから第1水溶性」 アセトンはマニキュア除光液の成分として知られており、日常のイメージと結びつけると定着しやすくなります。

アルコール類:メタノール、エタノール、プロパノール 語呂合わせ:「メ(メタノール)・エ(エタノール)・プ(プロパノール)の三兄弟がアルコール家族」 アルコール類は炭素数1〜3の飽和一価アルコールと定義されます。「メ・エ・プ」の頭文字で覚えるとシンプルです。

第2石油類(非水溶性):灯油、軽油 語呂合わせ:「第2はとうけい(灯油+軽油)の二大スター」 灯油と軽油は日常で目にする燃料で、どちらも第2石油類の非水溶性の代表です。「とうけい(灯油→灯・軽)」という音でセット記憶します。

第3石油類(非水溶性):重油、クレオソート油 語呂合わせ:「第3は重たい(重油)ものが仲間」 第3石油類は引火点が高く(70〜200℃)、第2石油類より重くて燃えにくい油類というイメージで覚えましょう。

第4石油類:ギヤー油、シリンダー油 語呂合わせ:「第4(しつ)は機械油(ギヤー・シリンダー)の住処(しつ)」 工業用の潤滑油が第4石油類です。引火点は200℃以上で、日常生活ではあまり目にしない物質が多いため、「機械・工業系の油」というイメージで一括りにして覚えましょう。

動植物油類:ヤシ油、アマニ油 語呂合わせ:「動物と植物の油は10,000Lまで(指定数量最大)で一番安全扱い」 食用・工業用の自然由来の油が動植物油類です。指定数量が10,000Lと最も多く設定されており、7品名の中では比較的危険度が低い扱いになっています。


消火方法の覚え方

第4類危険物の消火に関する問題も頻出です。

基本原則:第4類に水は使えない

語呂合わせ:「水は油の天敵(てきてき)、余計に広がる(てきてき=滴々と広がる)」

第4類危険物のほとんどは水より軽い(比重が1未満)ため、水をかけると油が水面に浮いて広がり、火災が拡大します。「水をかけると逆効果」という原則をまず覚えましょう。

有効な消火方法の覚え方

有効な消火剤は「砂・泡・二酸化炭素・粉末・ハロゲン化物」です。

語呂合わせ:「砂(す)・泡(あ)・に(二酸化炭素)・粉(こ)・ハ(ハロゲン)=すあにこは」

「素敵に粉はいい(すてきにこはいい)」という文で「す・あ・に・こ・は」の5種類を覚えましょう。


語呂合わせを試験本番で使うコツ

語呂合わせは作るだけでは意味がありません。以下の方法で本番で使えるレベルまで定着させましょう。

繰り返し声に出す

声に出して語呂合わせを繰り返すと、視覚記憶に加えて聴覚・口の筋肉の記憶が加わり、定着率が上がります。通勤・入浴中など、テキストを開けない時間に活用しましょう。

練習問題と組み合わせる

語呂合わせを覚えたら、その直後に関連する練習問題を解きます。「語呂合わせを使って問題を解けた」という成功体験が記憶の定着を強化します。

ぴよパスの危険物乙4練習問題では、品名分類・指定数量・引火点に関するオリジナル練習問題を無料で解けます。語呂合わせを覚えた後の確認に活用してください。

試験当日:問題用紙の余白に書き出す

試験が始まったら、記憶が新鮮なうちに問題用紙の余白に語呂合わせと対応する数字・品名を書き出しておきましょう。後半の問題を解く際に手元で確認できるため、ケアレスミスの防止になります。


まとめ:語呂合わせ一覧

本記事で紹介した語呂合わせをまとめます。

暗記テーマ語呂合わせ
引火点境界値(21・70・200・250)「2人・長く・二百・二五十」
非水溶性の指定数量は水溶性の半分「薄まるから水溶性の方が量が多い」
第4類に水は使えない「水は油の天敵、てきてき広がる」
有効な消火剤5種「す・あ・に・こ・は(砂泡二炭粉末ハロゲン)」
品名の数字が上がると引火点も上がる「1番若いのが1番燃えやすい」

語呂合わせで暗記の土台ができたら、次は問題演習で知識を試しましょう。

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