クレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識
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- 正解済みまだ正解していませんQ1
荷の質量の見積もり (質量目測) について、正しいものは次のうちどれか。
正解: 3. 荷の質量は、荷の体積に材質の比重を掛けて見積もる。
解説: 肢3が正しい記述です。荷の質量は「体積 × 比重」で見積もります。比重は水を1としたときの値で、鉄が約7.8、銅が約8.9、アルミニウムが約2.7、コンクリートが約2.3、木材が約0.5〜0.8などが目安です。肢1は誤りで、見た目では質量は分かりません。肢2は誤りで、同じ体積でも…
関連キーワード: 質量目測・比重・体積・荷の質量・鉄7.8
- 正解済みまだ正解していませんQ2
縦2m、横1m、厚さ0.1mの鋼板の質量として最も近いものは次のうちどれか。ただし、鋼の比重は7.8とする。
正解: 3. 約1.56t
解説: 肢3が正しい値です。体積は 2 × 1 × 0.1 = 0.2m³、比重7.8の鋼は1m³当たり約7.8tなので、質量は 0.2 × 7.8 = 1.56t です。肢1は体積を0.1m³と誤った値、肢2は比重を6として計算した値、肢4は1m³当たりの値をそのまま答えた値です。見積…
関連キーワード: 質量の計算・鋼板・比重7.8・体積・計算問題
- 正解済みまだ正解していませんQ3
直径1m、長さ2mの円柱形のコンクリート製品の質量として最も近いものは次のうちどれか。ただし、コンクリートの比重は2.3、円周率は3.14とする。
正解: 1. 約3.6t
解説: 肢1が正しい値です。円柱の体積は「半径 × 半径 × 円周率 × 長さ」で、0.5 × 0.5 × 3.14 × 2 = 1.57m³ です。比重2.3を掛けると 1.57 × 2.3 ≒ 3.6t になります。肢2は円周率を掛け忘れて体積を2m³ (直径×直径×長さ) とした値…
関連キーワード: 円柱の体積・質量の計算・コンクリート2.3・半径・計算問題
- 正解済みまだ正解していませんQ4
荷の重心について、誤っているものは次のうちどれか。
正解: 4. 重心が高い位置にある荷ほど安定がよく、つり上げたときに回転しにくい。
解説: 肢4が誤りです。重心が高い荷は、つり点より重心が上にあると少しの傾きで回転して転倒しやすく、地切りの瞬間にひっくり返る事故が起きます。重心はつり点より低い位置にあるのが安定した状態です。肢1の重心の定義、肢2の重心の真上でつる原則、肢3の対称で均質な荷の重心は、いずれも正しい記述…
関連キーワード: 重心・つり点・安定・転倒・重心の真上
- 正解済みまだ正解していませんQ5
つり角度と玉掛け用ワイヤロープの張力について、正しいものは次のうちどれか。
正解: 2. つり角度が0° (2本を垂直につった状態) のとき、1本のロープには荷の質量の半分に相当する張力がかかる。
解説: 肢2が正しい記述です。2本づりでつり角度0°なら、荷の重さは2本に等分され、1本には荷の質量の半分に相当する張力がかかります。つり角度が大きくなると張力は増え、その倍率が張力係数で、30°で約1.04、60°で約1.16、90°で約1.41、120°で2.0です。肢1は逆の関係で…
関連キーワード: つり角度・張力・張力係数・2本づり・60°以内
- 正解済みまだ正解していませんQ6
質量2tの荷を2本の玉掛け用ワイヤロープでつり角度60°でつるとき、ワイヤロープ1本にかかる張力として最も近いものは次のうちどれか。ただし、つり角度60°の張力係数は1.16とし、荷の重心はロープの中央にあるものとする。
正解: 3. 約1.16t に相当する力
解説: 肢3が正しい値です。荷の質量2tを2本で等分すると1本当たり1t、つり角度60°の張力係数1.16を掛けて 1 × 1.16 = 1.16t に相当する力になります。肢1は1本当たりの1tを、掛けるべきところをモード係数1.73で割ってしまった値 (≒0.58) です。肢2はつり…
関連キーワード: 張力の計算・つり角度60°・張力係数1.16・2本づり・計算問題
- 正解済みまだ正解していませんQ7
玉掛け用ワイヤロープの基本安全荷重について、正しいものは次のうちどれか。
正解: 1. 基本安全荷重は、切断荷重を安全係数 (ワイヤロープは6以上) で割った値である。
解説: 肢1が正しい記述です。基本安全荷重は、ワイヤロープ1本を垂直につったときに安全に負荷できる荷重で、切断荷重を安全係数で割って求めます。クレーン等安全規則第213条は玉掛用具であるワイヤロープの安全係数を6以上と定めているので、切断荷重の6分の1が基本安全荷重です。肢2は誤りで、切…
根拠・参照資料: クレーン等安全規則第213条
関連キーワード: 基本安全荷重・切断荷重・安全係数6・第213条・ワイヤロープの選定
- 正解済みまだ正解していませんQ8
切断荷重が58.8kNの玉掛け用ワイヤロープの基本安全荷重として正しいものは次のうちどれか。ただし、安全係数は6、重力加速度は9.8m/s²とし、質量に換算して答えるものとする。
正解: 2. 約1.0t
解説: 肢2が正しい値です。基本安全荷重は 58.8kN ÷ 6 = 9.8kN で、質量に換算すると 9.8kN ÷ 9.8m/s² = 1,000kg = 約1.0t です。肢1は切断荷重の質量換算 (6t) をさらに10で割った値、肢3は安全係数で割る前の切断荷重の質量換算、肢4は…
関連キーワード: 基本安全荷重の計算・切断荷重・安全係数6・kNからtへの換算・計算問題
- 正解済みまだ正解していませんQ9
基本安全荷重が1tの玉掛け用ワイヤロープ2本を用い、つり角度60°で荷をつるとき、つることができる荷の最大質量として最も近いものは次のうちどれか。ただし、2本づり・つり角度60°のモード係数は1.73とする。
正解: 3. 約1.73t
解説: 肢3が正しい値です。複数本でつるときにつれる質量は「基本安全荷重 × モード係数」で求め、2本づり・つり角度60°のモード係数は1.73 (2 × cos30°) なので、1t × 1.73 = 約1.73t です。肢4の2.0tは2本を垂直につった (つり角度0°) ときの値で…
関連キーワード: モード係数・2本づり・つり角度60°・基本安全荷重・計算問題
- 正解済みまだ正解していませんQ10
荷重の種類について、誤っているものは次のうちどれか。
正解: 4. せん断荷重とは、材料を軸方向に引き伸ばすように働く荷重をいう。
解説: 肢4が誤りです。材料を軸方向に引き伸ばすように働く荷重は引張荷重で、せん断荷重は、はさみで切るように材料の断面に沿ってずらす向きに働く荷重です。肢1〜肢3の荷重の種類の説明は正しい記述です。なお、玉掛け用ワイヤロープの安全係数6には動荷重や衝撃荷重などによる余裕が見込まれています…
関連キーワード: 静荷重・動荷重・衝撃荷重・せん断荷重・引張荷重
- 正解済みまだ正解していませんQ11
力と運動について、正しいものは次のうちどれか。
正解: 1. つり荷を急に横行させて急に止めると、荷は慣性で動き続けようとして大きく振れる。
解説: 肢1が正しい記述です。物体は慣性によって運動状態を保とうとするので、急な起動や停止で荷は振れます。荷振れは玉掛け作業者が荷に挟まれる事故の原因なので、運転は緩やかに行い、荷振れが起きたら介錯ロープなどで対処します。肢2は誤りで、力は大きさ・向き・作用点の三要素で決まり、ロープの向…
関連キーワード: 慣性・荷振れ・力の三要素・合力・介錯ロープ
- 正解済みまだ正解していませんQ12
つり荷の安定と摩擦について、誤っているものは次のうちどれか。
正解: 4. 摩擦力は接触面積が大きいほど大きくなるので、細いロープより太いロープの方が荷を滑らせない。
解説: 肢4が誤りです。摩擦力の大きさは接触面に垂直に働く力と摩擦係数で決まり、接触面積には関係しません。太いロープを選ぶ理由は強度 (基本安全荷重) を確保するためで、滑り止めのためではありません。肢1の目通しづり、肢2の滑りやすい荷への注意、肢3のあて物はいずれも玉掛けの基本で正しい…
関連キーワード: 目通しづり・摩擦係数・あて物・半掛け・摩擦力
- 正解済みまだ正解していませんQ13
断面が縦0.2m・横0.2mの正方形で、長さが3mの鋼製の角材の質量として、最も近いものは次のうちどれか。ただし、鋼の比重は7.8とし、水1m³の質量は1tとする。
正解: 4. 約0.94t
解説: 正解は「約0.94t」です。水1m³を1tとするので、荷の質量(t)=体積(m³)×比重 で求めます。体積=0.2m×0.2m×3m=0.12m³、質量=0.12×7.8=0.936t で、約0.94tになります。「約0.12t」は、体積0.12m³に比重7.8を掛けずに、そのま…
関連キーワード: 質量の目測・比重・体積・角材
- 正解済みまだ正解していませんQ14
外径0.5m・内径0.4m・長さ4mの鋼管 (中が空洞の円筒) の質量として、最も近いものは次のうちどれか。ただし、鋼の比重は7.8、円周率は3.14とし、水1m³の質量は1tとする。
正解: 2. 約2.2t
解説: 正解は「約2.2t」です。中空の管は、外径の円の面積から内径の円の面積を引いた断面積に長さを掛けて体積を出します。断面積=3.14÷4×(0.5²−0.4²)=0.785×(0.25−0.16)=0.07065m²、体積=0.07065×4=0.2826m³、質量=0.2826×…
関連キーワード: 質量の目測・比重・鋼管・円の面積
- 正解済みまだ正解していませんQ15
比重について、正しいものは次のうちどれか。ただし、水1m³の質量は1tとする。
正解: 3. 比重2.5の物の体積が0.4m³のとき、その物の質量は1.0tになる。
解説: 正解は「比重2.5の物の体積が0.4m³のとき、その物の質量は1.0tになる」です。比重は、物の密度と水の密度との比 (相対密度) で、同じ体積の水と比べて何倍の質量かを表す単位のない数です。水1m³を1tとすると、物の質量(t)=体積(m³)×比重 となり、0.4×2.5=1.…
関連キーワード: 比重・密度・質量の目測
- 正解済みまだ正解していませんQ16
質量4tの荷を、2本の玉掛け用ワイヤロープを用いてつり角度90°でつるとき、ワイヤロープ1本にかかる張力 (質量に換算した値) として最も近いものは次のうちどれか。ただし、つり角度90°の張力係数は1.41とする。
正解: 1. 約2.8t
解説: 正解は「約2.8t」です。2本づりでは、荷の質量を本数で割り、つり角度に応じた張力係数を掛けます。4t÷2=2t、2t×1.41=2.82t で、1本に約2.8tに相当する力がかかります。張力係数は、2本で等分した値 (荷の質量÷本数) に対して1本の張力が何倍になるかを表し、つ…
関連キーワード: つり角度・張力係数・2本2点づり・張力
- 正解済みまだ正解していませんQ17
質量1.5tの荷を、2本の玉掛け用ワイヤロープを用いてつり角度120°でつるとき、ワイヤロープ1本にかかる張力として正しいものは次のうちどれか。ただし、つり角度120°の張力係数は2.00とする。
正解: 2. 約1.5t に相当する力で、荷の質量と同じ大きさである
解説: 正解は「約1.5t に相当する力で、荷の質量と同じ大きさである」です。1.5t÷2=0.75t、0.75t×2.00=1.5t です。つり角度120°では各ロープが鉛直から60°傾き、2本の張力の鉛直方向の分力の和が荷の重さとつり合うので、1本の張力=0.75t÷cos60°=0…
関連キーワード: つり角度・張力係数・張力・力の分解
- 正解済みまだ正解していませんQ18
2本の玉掛け用ワイヤロープで荷を2点づりし、2本が荷を等しく分け持つときの張力係数とモード係数について、正しいものは次のうちどれか。ただし、張力係数は1本の張力が荷の質量を本数で割った値の何倍になるかを表す係数、モード係数はワイヤロープ1本の基本安全荷重に掛けてその玉掛け方法でつることのできる荷の最大の質量を求める係数とする。
正解: 1. モード係数は、2を張力係数で割った値になる。
解説: 正解は「モード係数は、2を張力係数で割った値になる」です。1本の基本安全荷重をB、荷の質量をW、張力係数をkとすると、1本の張力は (W÷2)×k で、これがB以下であればよいので W≦B×2÷k、つまりモード係数=2÷k です。つり角度60°なら 2÷1.155≒1.73、90…
関連キーワード: モード係数・張力係数・基本安全荷重・つり角度
- 正解済みまだ正解していませんQ19
基本安全荷重が0.8tの玉掛け用ワイヤロープ4本を用いて、4本4点づり・つり角度60°で荷をつるとき、つることのできる荷の最大の質量として最も近いものは次のうちどれか。ただし、この玉掛け方法のモード係数は3.46とする。
正解: 2. 約2.8t
解説: 正解は「約2.8t」です。つることのできる荷の最大の質量は、ワイヤロープ1本の基本安全荷重にモード係数を掛けて求めます。0.8t×3.46=2.768t≒2.8t です。モード係数3.46は、4本が荷を等しく分け持ち、1本ごとに張力係数1.155がかかるとした 4÷1.155≒3…
関連キーワード: モード係数・基本安全荷重・4本4点づり・つり角度
- 正解済みまだ正解していませんQ20
質量3tの荷を、2本の玉掛け用ワイヤロープを用いてつり角度60°でつりたい。基本安全荷重が次の値のワイヤロープのうち、この作業に使えるもので最も小さいものはどれか。ただし、つり角度60°の張力係数は1.16とし、ワイヤロープ1本にかかる張力 (質量に換算した値) が基本安全荷重以下であれば使えるものとする。
正解: 1. 2.0t
解説: 正解は「2.0t」です。まず1本にかかる張力を求めます。3t÷2=1.5t、1.5t×1.16=1.74t です。基本安全荷重が1.74t以上のものは2.0tと3.2tで、そのうち最も小さいのは2.0tです。「1.6t」は張力係数を掛け忘れ、2本で等分した1.5tを基準に選んだも…
関連キーワード: 基本安全荷重・張力係数・つり角度・ワイヤロープの選定
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- 正解済みまだ正解していませんQ21
切断荷重が147kNの玉掛け用ワイヤロープ1本で、質量2.0tの荷を垂直につるとき、このワイヤロープの安全係数として最も近いものは次のうちどれか。ただし、重力加速度は9.8m/s²とし、ワイヤロープにかかる荷重は荷の重さだけとする。
正解: 3. 約7.5
解説: 正解は「約7.5」です。クレーン等安全規則第213条第2項は、安全係数を、ワイヤロープの切断荷重の値をそのワイヤロープにかかる荷重の最大の値で除した値と定めています。荷重=2.0t×9.8m/s²=19.6kN、安全係数=147kN÷19.6kN=7.5 です。「約0.13」は割…
根拠・参照資料: クレーン等安全規則第213条
関連キーワード: 安全係数・切断荷重・重力加速度・ワイヤロープ
- 正解済みまだ正解していませんQ22
荷に、水平面から上向きに60°の方向へ2kNの力が働いている。この力を水平方向と鉛直方向の2つの分力に分けたときの大きさの組合せとして、最も近いものは次のうちどれか。ただし、sin60°=√3/2、cos60°=1/2、√3=1.73とする。
正解: 2. 水平 1.0kN・鉛直 1.73kN
解説: 正解は「水平 1.0kN・鉛直 1.73kN」です。水平面から角度θの方向に働く力Fは、三角比を使って、水平の分力 F×cosθ と鉛直の分力 F×sinθ に分けられます。水平=2kN×1/2=1.0kN、鉛直=2kN×√3/2=√3=1.73kN です。「水平 1.73kN・…
関連キーワード: 力の分解・分力・三角比
- 正解済みまだ正解していませんQ23
長さ3m・質量3tの棒状の荷を、両端A・Bに鉛直に掛けたワイヤロープでつって水平に保つ。荷の重心がA端から1mの位置にあるとき、A端側のワイヤロープが受け持つ荷の質量として正しいものは次のうちどれか。ただし、ワイヤロープの質量は考えないものとする。
正解: 4. 2t
解説: 正解は「2t」です。B端のまわりの力のモーメントのつり合いで求めます。A端側の受け持ちを RA とすると、RA×3m=3t×(3m−1m) より RA=6÷3=2t です。鉛直方向のつり合いから、B端側は 3t−2t=1t になります。重心に近いA端側の方が多くを受け持ちます。「…
関連キーワード: 重心・モーメント・つり合い・2点づり
- 正解済みまだ正解していませんQ24
1つの点に、5kNの力と12kNの力が互いに直角の方向に働いている。この2つの力の合力の大きさとして正しいものは次のうちどれか。
正解: 4. 13kN
解説: 正解は「13kN」です。直角に働く2つの力の合力は、2つの力を2辺とする長方形 (力の平行四辺形) の対角線で表され、その大きさは三平方の定理で求めます。√(5²+12²)=√(25+144)=√169=13kN です。「17kN」は2つの力を足した値で、同じ向きに一直線上で働く…
関連キーワード: 力の合成・合力・力の平行四辺形・三平方の定理
- 正解済みまだ正解していませんQ25
重さを無視できる真っすぐな棒が1点で支えられており、支点から0.5mの位置に600Nの力が下向きにかかっている。支点をはさんで反対側の、支点から1.5mの位置を下向きに押して棒を水平につり合わせるとき、押す力の大きさとして正しいものは次のうちどれか。
正解: 2. 200N
解説: 「200N」が正しいです。棒が支点のまわりに回らずにつり合うには、支点の左右で力のモーメント (力×支点からの距離) が等しくなければなりません。荷の側のモーメントは 600N×0.5m=300N・m なので、押す力を F とすると F×1.5m=300N・m、F=300÷1.5…
関連キーワード: 力のモーメント・つり合い・てこ・支点
- 正解済みまだ正解していませんQ26
重心が底面の中央の真上にある直方体の物を水平な床に置き、底面の一辺を支点にして少しずつ傾けていくときの安定について、正しいものは次のうちどれか。ただし、物は床の上を滑らないものとする。
正解: 2. 同じ形で重心の位置も同じなら、質量が大きくても小さくても、倒れずに傾けられる角度は変わらない。
解説: 「同じ形で重心の位置も同じなら、質量が大きくても小さくても、倒れずに傾けられる角度は変わらない」が正しいです。底面の一辺を支点に傾けると、重心を通る鉛直線が支点より外へ出たところで重力のモーメントが倒す向きに変わります。限界の角度θは tanθ=(底面の幅の半分)÷(重心の高さ)…
関連キーワード: 重心・物の安定・力のモーメント・鉛直線
- 正解済みまだ正解していませんQ27
質量1.5tの荷が水平な床に置かれている。荷と床の間の静止摩擦係数を0.2とするとき、この荷に働く最大静止摩擦力の大きさとして最も近いものは次のうちどれか。ただし、重力加速度は9.8m/s²とする。
正解: 1. 約2.9kN
解説: 「約2.9kN」が最も近い値です。最大静止摩擦力は、静止摩擦係数×接触面を垂直に押し合う力 (垂直抗力) で求めます。水平な床に置いた荷では、垂直抗力は荷に働く重力に等しく、1.5t=1,500kg なので 1,500×9.8=14,700N=14.7kN です。最大静止摩擦力は…
関連キーワード: 摩擦・最大静止摩擦力・静止摩擦係数・垂直抗力
- 正解済みまだ正解していませんQ28
巻上げの速度が毎分6m (6m/min) のクレーンで、荷を3mの高さまで巻き上げるのにかかる時間として正しいものは次のうちどれか。ただし、巻上げは初めから終わりまでこの速度で行い、加速と減速にかかる時間は考えないものとする。
正解: 3. 30秒
解説: 「30秒」が正しいです。速度は単位時間に進む距離で、かかる時間は距離÷速度で求めます。6m/min は 1 分 (60 秒) に 6m 進む速さなので、秒あたりに直すと 6÷60=0.1m/s、3m 巻き上げるのにかかる時間は 3÷0.1=30 秒です。分のまま 3÷6=0.5 …
関連キーワード: 速度・巻上げ速度・単位換算・時間
- 正解済みまだ正解していませんQ29
質量1tの荷を、上向きに1.96m/s²の加速度で速さを増しながら巻き上げているとき、荷をつっているワイヤロープにかかる力 (張力) の大きさとして最も近いものは次のうちどれか。ただし、重力加速度は9.8m/s²とし、ワイヤロープとフックの質量は考えないものとする。
正解: 1. 約11.8kN
解説: 「約11.8kN」が最も近い値です。荷を上向きに加速させるには、ロープは荷に働く重力に加えて、質量×加速度の分だけ大きな力で引き上げなければなりません。張力=質量×(重力加速度+加速度) で、1t=1,000kg なので 1,000×(9.8+1.96)=11,760N≒約11.…
関連キーワード: 加速度・張力・動荷重・運動の法則
- 正解済みまだ正解していませんQ30
質量2tのつり荷を、天井クレーンのトロリの横行により0.5m/sの速さで運んでいたところ、横行を一様に減速させて2秒で止めた。この減速の間に荷に働く水平方向の慣性力の大きさとして最も近いものは次のうちどれか。ただし、荷はトロリと一体に動き、振れないものとする。
正解: 4. 約500N
解説: 「約500N」が最も近い値です。動いている荷を止めるには、運動と反対向きの加速度を荷に与える力が要り、荷にはこれと同じ大きさの慣性力が働きます。一様に減速するときの加速度は 0.5÷2=0.25 m/s²、2t=2,000kg なので、慣性力=2,000×0.25=500 N で…
関連キーワード: 慣性力・加速度・横行・運動の法則
- 正解済みまだ正解していませんQ31
断面が縦100mm×横100mmの正方形の角材を柱として立て、その上に質量2tの荷を静かに載せたとき、角材に生じる圧縮応力として最も近いものは次のうちどれか。ただし、重力加速度は9.8m/s²とし、荷重は断面に一様にかかり、角材の自重は考えないものとする。
正解: 2. 約1.96N/mm²
解説: 「約1.96N/mm²」が最も近い値です。応力は、材料の断面に働く力を断面積で割った値 (単位面積あたりの力) です。荷に働く重力は、2t=2,000kg なので 2,000×9.8=19,600N、断面積は 100mm×100mm=10,000mm² で、圧縮応力は 19,60…
関連キーワード: 応力・圧縮応力・断面積・単位換算
- 正解済みまだ正解していませんQ32
クレーン等安全規則第213条の2第1項第1号の要件 (伸びと引張強さに関するもの) をいずれも満たす玉掛け用つりチェーンで、切断荷重が78.4kNのものがある。同条で使用が認められる安全係数の最小の値で使うとき、このつりチェーン1本で垂直につることができる荷の最大の質量として最も近いものは次のうちどれか。ただし、重力加速度は9.8m/s²とする。
正解: 1. 約2.0t
解説: 「約2.0t」が最も近い値です。クレーン等安全規則第213条の2第1項は、玉掛け用つりチェーンの安全係数を、第1号の要件 (切断荷重の2分の1で引っ張ったときの伸びが0.5%以下であることなど) をいずれも満たすものは4以上、それ以外のもの (第2号) は5以上と定めています。安…
根拠・参照資料: クレーン等安全規則第213条の2
関連キーワード: つりチェーン・安全係数・切断荷重・玉掛用具の強さ
- 正解済みまだ正解していませんQ33
切断荷重が117.6kNの玉掛け用シャックルを、クレーン等安全規則に定める安全係数の最小の値で使うとき、このシャックル1個にかけることができる荷の最大の質量として最も近いものは次のうちどれか。ただし、重力加速度は9.8m/s²とする。
正解: 4. 約2.4t
解説: 「約2.4t」が最も近い値です。クレーン等安全規則第214条は、玉掛用具であるフック又はシャックルの安全係数を5以上と定め、安全係数は切断荷重をそのフック又はシャックルにかかる荷重の最大値で割った値としています (同条第2項)。安全係数5で使うとき、かけられる荷重の最大は 117…
根拠・参照資料: クレーン等安全規則第214条
関連キーワード: シャックル・安全係数・切断荷重・玉掛用具の強さ
- 正解済みまだ正解していませんQ34
質量と、荷に働く重力 (重さ) について、正しいものは次のうちどれか。ただし、重力加速度は9.8m/s²とする。
正解: 4. 質量2tの荷に働く重力は、約19.6kNである。
解説: 「質量2tの荷に働く重力は、約19.6kNである」が正しいです。質量は物体そのものの量で kg や t で表し、置く場所が変わっても変わりません。これに対し、荷に働く重力 (重さ) は力で、質量×重力加速度で求め、単位はニュートン (N) です。2t=2,000kg なので 2,…
関連キーワード: 質量・重力・重力加速度・ニュートン
- 正解済みまだ正解していませんQ35
縦2.0m、横1.5m、厚さ0.05mの鋼板の中央に、直径0.8mの丸い穴が1つあいている。この鋼板の質量として最も近いものは次のうちどれか。ただし、鋼の比重は7.8、円周率は3.14とする。
正解: 3. 約0.97t
解説: 「約0.97t」が最も近い値です。穴のあいた板の体積は、穴のない板の体積から穴の部分の体積を引いて求めます。板は 2.0×1.5×0.05=0.15m³、穴は円の面積 (直径×直径×円周率÷4) に厚さを掛けて 0.8×0.8×3.14÷4×0.05=0.02512m³、差は 0…
関連キーワード: 質量・比重・体積・円の面積
- 正解済みまだ正解していませんQ36
長さ4m、質量1tの一様な鋼材の一方の端Bに、質量0.5tの金具が取り付けられている。金具を含めた全体の重心は、もう一方の端Aから何mの位置にあるか。最も近いものは次のうちどれか。ただし、金具の大きさは考えず、その重心は端Bにあるものとする。
正解: 3. 約2.7m
解説: 「約2.7m」が最も近い値です。全体の重心の位置は、各部分の質量×基準点からの距離の和を、全体の質量で割って求めます (モーメントのつり合い)。端Aを基準にすると、一様な鋼材の重心は中央の2m、金具は4mの位置にあるので、(1×2+0.5×4)÷(1+0.5)=4÷1.5≒2.6…
関連キーワード: 重心・モーメント・長尺物・玉掛け
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ぴよパスでは玉掛け技能講習 学科の問題を4カテゴリに分けています。クレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識にはオリジナル予想問題を36問収録し、サイト内の玉掛け技能講習 学科全120問の約30%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマにはつり角度・比重・計算問題・張力係数などがあります。本試験の情報は合格率全国集計は公表されていません (登録教習機関ごとに修了試験を実施するため。令和8年時点)・試験時間登録教習機関ごとに定められ、全国共通の試験時間は公表されていませんです。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。36問のうち4問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、クレーン等に関する知識・クレーン等の玉掛けの方法・関係法令などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
クレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識の出題傾向 — 収録全36問の分析
ぴよパスに収録している玉掛け技能講習 学科「クレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識」のオリジナル練習問題 全36問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
解説の根拠
全36問のうち4問の解説に、根拠・参照資料を記載しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- つり角度6問
- 比重5問
- 計算問題5問
- 張力係数5問
- 基本安全荷重5問
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クレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 玉掛け技能講習 学科のクレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは玉掛け技能講習 学科のクレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識に全36問のオリジナル練習問題を用意しています。玉掛け技能講習 学科の収録全120問のうち約30%です。回答後に解説を確認できます。
- クレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- テキストで学んだ範囲や、確認したい用語の問題から取り組めます。迷う場合は一覧の先頭から数問解き、解説を読んでも分からない箇所をテキストで確認してください。問題番号は一覧内の順番です。ぴよパスでは玉掛け技能講習 学科の問題を4カテゴリ(クレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識 / クレーン等に関する知識・クレーン等の玉掛けの方法・関係法令)に分けているので、関連する内容は別のカテゴリでも確認できます。
- クレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識の問題数は、通常演習と模試でどう違いますか?
- クレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識は、ぴよパスで玉掛け技能講習 学科の問題を分けている4カテゴリの一つです。ぴよパスに収録しているクレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識の問題数は36問 / 全120問で、収録全体の約30%にあたります。ぴよパスの模擬試験の基本設定では、クレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識を全40問中12問(約30%)出題します。これは模試の配分であり、本試験の出題比率を示すものではありません。
- クレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 玉掛け技能講習 学科の合格基準は「登録教習機関ごとに定める (全国共通の合格基準は公表されていない)」です。科目別の条件は「機関により科目ごとの基準を設ける (受講する機関の案内で確認)」です。サイト内のカテゴリ分けと本試験の科目区分は一致しない場合があります。クレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識の正答率だけで合否を判断せず、間違えた問題の内容と、本試験で適用される基準を確認してください。
