貸金業務取扱主任者資格試験 民法(保証・債権・担保・相続) 練習問題 第17問: 貸金業者Aは、顧客Bに対する貸付金の担保として、Bが所有する宝飾品に質権の設定を受けようとしている。質権の設定について、民法上、正しいものはどれか。
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初級推定正答率 約 86%
貸金業者Aは、顧客Bに対する貸付金の担保として、Bが所有する宝飾品に質権の設定を受けようとしている。質権の設定について、民法上、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 3. 質権は、宝飾品がAに引き渡されて効力を生じ、AはBに自己に代わって占有させることができない。
「質権は、宝飾品がAに引き渡されて効力を生じ、AはBに自己に代わって占有させることができない」が正解です。民法第344条は、質権の設定は債権者にその目的物を引き渡すことによって効力を生ずると定め、第345条は、質権者は質権設定者に自己に代わって質物の占有をさせることができないと定めています。「引き渡されて効力を生じ、AはBに自己に代わって占有させることもできる」は、第345条が禁じる形です。「合意をした時に…占有させることができない」は、引渡しが効力の発生の要件である点を落としています。「合意をした時に…占有させることもできる」は、その両方の取り違えです。占有を移さずに設定でき、登記は第三者への対抗要件にとどまる抵当権と違い、質権は債権者が占有する担保です。
根拠・参照資料: 民法第344条・第345条
関連キーワード: 質権・引渡し・代理占有の禁止
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