貸金業務取扱主任者資格試験 民法(意思表示・代理・時効・契約) 練習問題 第18問: 貸金業者Aは、顧客Bに対する貸付金債権の消滅時効の完成が近づいたため、Bに対し、書面で支払を催告した。その後の時効に関する次の記述のうち、民法上、正しいものはど
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中級推定正答率 約 49%
貸金業者Aは、顧客Bに対する貸付金債権の消滅時効の完成が近づいたため、Bに対し、書面で支払を催告した。その後の時効に関する次の記述のうち、民法上、正しいものはどれか。なお、Aは裁判上の請求その他の手続をとっていないものとする。
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正解: 3. 催告から6か月を経過する前にBがAに債務があることを認めたときは、時効は更新され、その時から新たに進行を始める。
「BがAに債務があることを認めたときは、時効は更新され…新たに進行を始める」が正解です。民法第152条第1項は、権利の承認があったときは、時効はその時から新たにその進行を始めると定め、同条第2項により、承認には処分についての行為能力や権限は要りません。「催告によって時効は更新され」は誤りで、第150条第1項のとおり、催告はその時から6か月を経過するまで時効の完成を猶予するだけです。「再び催告すれば…さらに6か月」は、猶予されている間の再度の催告に完成猶予の効力はないとする同条第2項に反します。「承認の時から6か月…猶予されるにとどまる」は、承認の効果である更新と、催告の効果である完成猶予を取り違えています。催告は猶予、承認は更新と区別しましょう。
根拠・参照資料: 民法第150条・第152条
関連キーワード: 時効の完成猶予・催告・承認による更新
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