技術士 第一次試験 専門科目 機械部門 機械力学・制御 練習問題 第11問: 伝達関数G(s)=1/(Ts+1)(T>0)で表される1次遅れ要素の周波数応答(ボード線図)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
専門科目 機械部門 機械力学・制御
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第11問
伝達関数G(s)=1/(Ts+1)(T>0)で表される1次遅れ要素の周波数応答(ボード線図)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 折点角周波数ω=1/Tで、ゲインは低周波数域より約3 dB下がり、位相は−45°となる。
「折点角周波数ω=1/Tで、ゲインは低周波数域より約3 dB下がり、位相は−45°となる」が適切です。折点角周波数は、ボード線図のゲインの折れ線近似が折れ曲がる角周波数です。
s=jωとおくとG(jω)=1/(1+jωT)で、
|G|=1/√(1+ω²T²)、∠G=−tan⁻¹(ωT)
です。ω=1/Tでは|G|=1/√2で、20log10(1/√2)≒−3.0 dB、位相は−tan⁻¹1=−45°です。
ωT≪1ではゲイン0 dB・位相ほぼ0°、ωT≫1では|G|≒1/(ωT)となり、角周波数が10倍になるごとにゲインは20 dB下がります(−20 dB/dec)。位相は−90°に近づくだけで、−180°に向かうのは2次遅れ要素です。
折点ω=1/TはTが大きいほど低い周波数になります。1次遅れの折点ω=1/Tではゲインが約−3 dB・位相が−45°で、それより高い域の傾きは−20 dB/decです。
関連キーワード: 周波数応答・ボード線図・折点角周波数・1次遅れ要素
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