技術士 第一次試験 専門科目 建設部門 鋼構造・コンクリート 練習問題 第10問: プレストレストコンクリートのプレストレスの損失に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
専門科目 建設部門 鋼構造・コンクリート
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第10問
プレストレストコンクリートのプレストレスの損失に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. コンクリートのクリープと乾燥収縮、PC鋼材のリラクセーションによる損失は、時間の経過とともに進む損失に当たる。
クリープ、乾燥収縮、リラクセーションによる損失は、時間の経過とともに進む損失です。FHWA のPSC桁の設計例(Design Step 5.4 Loss of Prestress)は、プレストレスの損失を、定着具のセット・摩擦・弾性短縮による瞬間的な損失と、クリープ・乾燥収縮・リラクセーションによる時間に依存する損失に分けています。
同書は、プレテンション部材の弾性短縮による損失は、導入時のPC鋼材の図心位置のコンクリートの応力に、PC鋼材とコンクリートの弾性係数の比を掛けて求めるとし、鋼材を緊張してから導入するまでの間にもリラクセーションによる損失が生じるとしています。また、リラクセーションによる損失は温度が高いほど大きくなり、示した式は通常の温度の範囲にだけ使えるとし、プレテンション部材で生じうる摩擦の損失は、鋼材を折り曲げて配置するための押さえ具の所だけだとしています。
高温で小さくなる、コンクリートの応力によらない、導入前にはリラクセーションがない、シースとの摩擦が主な要因、とする記述はいずれもこれらに反します。
関連キーワード: プレストレストコンクリート・プレストレスの損失・弾性短縮・リラクセーション・クリープ
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