技術士 第一次試験 専門科目 建設部門 土質及び基礎 練習問題 第2問: 断面積 A = 20 cm²、長さ L = 10 cm の円柱形の供試体で変水位透水試験を行った。スタンドパイプの断面積は a = 0.50 cm² で、スタン
断面積 A = 20 cm²、長さ L = 10 cm の円柱形の供試体で変水位透水試験を行った。スタンドパイプの断面積は a = 0.50 cm² で、スタンドパイプの水頭が h1 = 120 cm から h2 = 40 cm まで下がるのに 600 秒かかった。この供試体の透水係数に最も近い値はどれか。ただし、ln 3 = 1.099、log₁₀ 3 = 0.477 とする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 4.6 × 10⁻⁶ m/s
「4.6 × 10⁻⁶ m/s」が最も近い値です。FHWA NHI-16-072 10.2.3(p.10-6 の式 10.4)は、変水位透水試験の透水係数を k = [a·ℓ/(A·Δt)]·ln(h1/h2) で求めるとしています(a はスタンドパイプ、A は供試体の断面積、ℓ は供試体の長さ)。
自然対数で、k = (0.50 × 10)/(20 × 600) × ln(120/40) = 4.17 × 10⁻⁴ × 1.099 ≒ 4.58 × 10⁻⁴ cm/s です。
常用対数で、ln x = 2.303 log₁₀ x より k = 4.17 × 10⁻⁴ × 2.303 × 0.477 ≒ 4.58 × 10⁻⁴ cm/s で一致します。1 cm/s = 10⁻² m/s なので k ≒ 4.6 × 10⁻⁶ m/s です。
「2.0 × 10⁻⁶」は log₁₀ をそのまま使った値、「7.3 × 10⁻³」は a と A を入れ替えた値、「4.6 × 10⁻⁴」は cm/s のままの値、「1.3 × 10⁻⁵」は ln を取らずに h1/h2 = 3 を掛けた値です。
関連キーワード: 変水位透水試験・透水係数・ダルシーの法則・土質試験
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