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ITパスポートの計算問題対策 ─ 損益分岐点・稼働率・2進数の3パターン攻略

ぴよパス編集部4分で読めます
目次

この記事で分かること

  • ITパスポートで出題される計算問題の全体像と頻出パターン
  • 損益分岐点計算の手順と例題解説
  • システム稼働率計算(直列・並列)の公式と攻略法
  • 2進数・16進数変換の手順と記憶法
  • 計算問題が苦手な方向けの効率的な学習アプローチ

ぴよパスで 160 問 × 15 試験を運用していて気づいたのは、計算問題は「公式を丸暗記する」より「手順を理解して繰り返し解く」方が圧倒的に定着しやすいということです。


ITパスポートの計算問題の全体像

ITパスポートの計算問題は全100問中5〜10問程度です。少なく見えますが、1問あたりの配点は他の問題と同じで、落とすと合格ラインに影響します。

主な計算問題のカテゴリは以下の通りです。

カテゴリ出題頻度難易度
損益分岐点計算高い
システム稼働率計算高い
2進数・16進数変換高い低〜中
情報量計算(ビット・バイト)中程度
ネットワーク速度計算低め

ぴよパスのストラテジ系練習問題では損益分岐点、テクノロジ系練習問題では稼働率・2進数の問題を集中演習できます。


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パターン1:損益分岐点計算

損益分岐点とは

損益分岐点とは「売上と費用がちょうど等しくなる(利益がゼロになる)売上高・販売数量」のことです。

関連する基本概念

用語意味
固定費売上に関係なく一定にかかる費用(家賃・設備費など)
変動費売上に比例してかかる費用(材料費など)
売上総利益(粗利)売上 − 変動費
限界利益率(売上 − 変動費)÷ 売上

損益分岐点の計算式

損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ (1 − 変動費率)

または

損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率

例題で解く

問題:ある製品の固定費が300万円、変動費率が40%のとき、損益分岐点売上高はいくらか。

解き方

  1. 限界利益率を計算する:1 − 0.40 = 0.60(60%)
  2. 損益分岐点売上高 = 300万円 ÷ 0.60 = 500万円

答え:500万円

損益分岐点比率

損益分岐点比率とは「実際の売上に対して損益分岐点売上高が占める割合」です。

損益分岐点比率(%) = 損益分岐点売上高 ÷ 実際の売上高 × 100

比率が低いほど「安全に利益を出せている状態」を意味します。


パターン2:システム稼働率計算

稼働率はITシステムの信頼性を示す指標で、テクノロジ系の頻出テーマです。

稼働率の基本式

稼働率 = 稼働時間 ÷ (稼働時間 + 停止時間)

または

稼働率 = MTBF ÷ (MTBF + MTTR)
用語意味
MTBF平均故障間隔(Mean Time Between Failures):故障と故障の間の平均稼働時間
MTTR平均修復時間(Mean Time To Repair):故障から復旧までの平均時間

直列システムの稼働率

直列システムは「全コンポーネントが稼働していないと全体が停止する」構成です。

直列の稼働率 = 各コンポーネントの稼働率の積

:稼働率0.9のサーバAとサーバBを直列に接続した場合 → 0.9 × 0.9 = 0.81

並列システムの稼働率

並列システムは「どれか1つが稼働していれば全体も稼働する」構成(冗長構成)です。

並列の稼働率 = 1 − (全コンポーネントが停止する確率)
           = 1 − (1 − 稼働率A) × (1 − 稼働率B)

:稼働率0.9のサーバAとサーバBを並列に接続した場合 → 1 − (1−0.9) × (1−0.9) = 1 − 0.1 × 0.1 = 1 − 0.01 = 0.99

直列+並列の複合問題

本番試験ではこれらを組み合わせた問題が出ます。複雑に見えますが、「直列部分を先に計算してから並列を計算する」順序を守れば解けます。

:稼働率0.9のシステムを並列に2台構成し、さらにその後段に稼働率0.95のシステムを直列に接続した場合 → 並列部分:1 − (0.1 × 0.1) = 0.99 → 全体:0.99 × 0.95 = 0.9405


パターン3:2進数変換

10進数 → 2進数の変換

「2で割り続けて余りを逆に並べる」手順です。

:10進数の「13」を2進数に変換する

13 ÷ 2 = 6 … 余り 1
6 ÷ 2 = 3 … 余り 0
3 ÷ 2 = 1 … 余り 1
1 ÷ 2 = 0 … 余り 1

余りを下から順に並べると → 1101

2進数 → 10進数の変換

「各桁の数字 × 2のべき乗を合計する」手順です。

:2進数の「1101」を10進数に変換する

1 × 2³ + 1 × 2² + 0 × 2¹ + 1 × 2⁰
= 8 + 4 + 0 + 1
= 13

2進数 ↔ 16進数の変換

2進数と16進数は「4桁の2進数が1桁の16進数に対応する」関係です。

10進数2進数16進数
000000
100011
810008
910019
101010A
111011B
121100C
131101D
141110E
151111F

:2進数の「10101100」を16進数に変換する → 「1010」= A、「1100」= C → AC


補足:情報量の計算

ビットとバイトの換算も頻出です。

1 バイト = 8 ビット
1 KB = 1,024 バイト(試験では1,000バイトと定義する場合も)
1 MB = 1,024 KB
1 GB = 1,024 MB

頻出パターン:「〇ビットで表現できる状態の数は何通りか」→「2の〇乗」で計算します。

例:8ビットで表現できる状態の数 = 2⁸ = 256通り


計算問題の学習ステップ

ステップ1:1問ずつ手で計算する

計算問題は「見て分かった気になる」だけでは本番で解けません。ノートに手順を書きながら解くことが定着の近道です。

ステップ2:各パターンを5問以上解く

3大パターン(損益分岐点・稼働率・2進数)それぞれについて5問以上の演習をこなします。ぴよパスのITパスポート模擬試験で本番形式の計算問題も確認しましょう。

ステップ3:公式は「導ける」ようにする

公式を丸暗記するより「なぜその式になるか」を理解しておくと、少し形が変わった問題でも対応できます。


まとめ

ITパスポートの計算問題は、「損益分岐点・稼働率・2進数」の3パターンを押さえれば大半をカバーできます。

各パターンとも手順がシンプルで、5〜10問の演習で確実に解けるようになります。計算問題を捨てず、確実に得点源にすることで合格ラインに余裕を持てます。

ぴよパスのITパスポート練習問題で計算問題を繰り返し練習し、本番で自信を持って解答できるようにしましょう。

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この記事の執筆者

ぴよパス編集部

公的機関の公表データ・法令・試験実施団体の公式情報を根拠に記事を作成。問題は全てオリジナルで、12項目の品質ガードで正確性を担保しています。

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※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。最新の試験情報は各試験の公式サイトでご確認ください。

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