公害防止管理者 (水質関係) 汚水処理特論 練習問題 第74問: A工場の排水のBODを希釈法で測定した。試料を希釈水で50倍に希釈し (植種は行わない)、20℃で5日間培養した。培養前の溶存酸素は8.6mg/L、培養後は4.
汚水処理特論
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第74問
A工場の排水のBODを希釈法で測定した。試料を希釈水で50倍に希釈し (植種は行わない)、20℃で5日間培養した。培養前の溶存酸素は8.6mg/L、培養後は4.2mg/Lであった。希釈水自体の酸素消費は無視できるものとすると、試料のBODはいくらか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 220mg/L
正解は「220mg/L」です。希釈法による BOD は、希釈した試料の培養前後の溶存酸素の差 (消費された酸素の量) に希釈倍率を掛けて求めます。
植種をせず、希釈水自体の酸素消費を無視できる場合は、BOD = (培養前の溶存酸素 − 培養後の溶存酸素) × 希釈倍率 です。数値を入れると (8.6−4.2)×50 = 4.4×50 = 220mg/L です。
「4.4mg/L」は、希釈した液の溶存酸素の減少量のままで、希釈倍率を掛け忘れた値です。「430mg/L」は培養前の値だけに50を掛けた値 (8.6×50)、「210mg/L」は培養後の値だけに50を掛けた値 (4.2×50) です。
「0.088mg/L」は、希釈倍率を掛けるところを割った値 (4.4÷50) です。BOD は、20℃で5日間培養したときに好気性微生物が有機物を分解するために消費する溶存酸素の量で表します。
実務では、培養後に溶存酸素が十分に残り、かつ適度に消費されるよう、予想される BOD から希釈倍率を決めます。
関連キーワード: BOD・希釈法・溶存酸素・希釈倍率
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