公害防止管理者 (水質関係) 汚水処理特論 練習問題 第70問: ある河川の試料を測定したところ、硝酸イオンが44.3mg/L、亜硝酸イオンが3.28mg/Lであった。水質汚濁に係る環境基準の項目「硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素」
ある河川の試料を測定したところ、硝酸イオンが44.3mg/L、亜硝酸イオンが3.28mg/Lであった。水質汚濁に係る環境基準の項目「硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素」の濃度として、最も近いものはどれか。ただし、硝酸イオンから硝酸性窒素への換算係数は0.2259、亜硝酸イオンから亜硝酸性窒素への換算係数は0.3045とする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 11.0mg/L
正解は「11.0mg/L」です。水質汚濁に係る環境基準 (昭和46年環境庁告示第59号) 別表1の備考4では、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の濃度は、硝酸イオンの濃度に換算係数0.2259を乗じたものと、亜硝酸イオンの濃度に換算係数0.3045を乗じたものの和とされています。
計算すると、44.3×0.2259 ≒ 10.01mg/L、3.28×0.3045 ≒ 1.00mg/L で、和は約11.0mg/Lです。「47.6mg/L」はイオンの濃度を換算せずにそのまま足した値 (44.3+3.28)、「14.2mg/L」は換算係数を入れ替えて 44.3×0.3045+3.28×0.2259 とした値です。
「10.0mg/L」は亜硝酸性窒素を足し忘れた値、「1.0mg/L」は亜硝酸性窒素だけの値です。換算係数は、窒素の原子量をイオンの式量で割ったもの (14.007÷62.005、14.007÷46.006) にあたります。
この項目の基準値は10mg/L以下 (年間平均値で評価) で、この試料の値はこれを上回っています。
根拠・参照資料: 水質汚濁に係る環境基準について (昭和46年環境庁告示第59号) 別表1 備考4
関連キーワード: 硝酸性窒素・亜硝酸性窒素・換算係数・環境基準
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