公害防止管理者 (水質関係) 汚水処理特論 練習問題 第64問: 活性汚泥処理の曝気装置と送風量の管理に関する記述として、誤っているものはどれか。
汚水処理特論
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第64問
活性汚泥処理の曝気装置と送風量の管理に関する記述として、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 散気装置から出る気泡を大きくするほど、同じ送風量で水に溶ける酸素の割合は高くなる。
「気泡を大きくするほど、同じ送風量で水に溶ける酸素の割合は高くなる」が誤りです。酸素は気泡と水の境界面を通って溶け込むので、同じ体積の空気なら気泡が細かいほど境界面の面積が大きくなります。
球の体積当たりの表面積は 6÷直径なので、空気 1cm³ を直径 0.2cm の気泡にすると表面積は 6÷0.2=30cm²、直径 0.5cm の気泡では 6÷0.5=12cm² です。細かい気泡は上昇も遅く水中にとどまる時間も長いので、酸素の溶解効率は微細な気泡のほうが高くなります。
散気板や散気管が目詰まりすると圧力損失が増え、送風機の電力が増えます。送風量は曝気槽の溶存酸素濃度を見ながら調整します。
国土交通省の段階的高度処理のガイドライン (案) も、送風量の最適化と消費電力量への影響を運転管理の留意事項に挙げています。散気式のほか、水面をかき混ぜる機械式の表面曝気装置もあります。
送風の圧力が上がってきたら目詰まりを疑い、記録を続けましょう。
関連キーワード: 散気装置・気泡・酸素溶解効率・送風量
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