公害防止管理者 (水質関係) 汚水処理特論 練習問題 第56問: A 工場では、有機性排水の処理に散水ろ床法を用いている。散水ろ床法に関する記述として、誤っているものはどれか。
汚水処理特論
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第56問
A 工場では、有機性排水の処理に散水ろ床法を用いている。散水ろ床法に関する記述として、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 水温の影響を受けにくいので、冬季も夏季と同じように処理が安定しやすい。
「水温の影響を受けにくいので、冬季も夏季と同じように処理が安定しやすい」が誤りです。散水ろ床法は、砕石やプラスチックのろ材を積んだ層の上から排水を散水して流下させ、ろ材の表面に付いた生物膜の微生物に有機物を分解させる生物膜法です。
ろ床は外気に開かれ、酸素も自然の通気で取り込むので、気温や水温が下がる冬季は微生物の活性が落ち、処理の効率が下がりやすくなります。ろ材の表面の生物膜が有機物を分解するという記述は、この方法の原理そのものです。
ろ床バエの発生や臭気は、散水ろ床法の代表的な欠点です。処理水の一部を循環させて散水するのは、ろ床を湿らせて負荷をならすためで、よく行われます。
微生物はろ材に付着して保持されるので、活性汚泥法のように沈殿汚泥を返送して微生物の濃度を保つ操作は要りません。寒い時期は散水の偏りやろ床の凍結にも気を配り、処理水の水質をこまめに確かめましょう。
関連キーワード: 散水ろ床法・生物膜法・水温・ろ床バエ
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