公害防止管理者 (水質関係) 汚水処理特論 練習問題 第54問: 嫌気無酸素好気法 (嫌気槽・無酸素槽・好気槽を組み合わせた生物学的処理) に関する記述として、誤っているものはどれか。
汚水処理特論
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第54問
嫌気無酸素好気法 (嫌気槽・無酸素槽・好気槽を組み合わせた生物学的処理) に関する記述として、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 返送汚泥に含まれる硝酸性窒素が嫌気槽に多く流れ込むほど、嫌気槽でのりんの放出が促される。
誤っているのは、返送汚泥の硝酸性窒素が嫌気槽に多く入るほどりんの放出が促されるとした記述である。嫌気槽に硝酸性窒素が入ると、脱窒細菌がそれを使って流入水の有機物を消費するため、りん蓄積細菌が取り込める有機物が減り、りんの放出が妨げられる。
その結果、好気槽でのりんの過剰摂取も減り、りんの除去は悪くなる。国土交通省の段階的高度処理の普及ガイドライン(案)(平成27年) は、嫌気無酸素好気法の処理原理を、硝化・脱窒による窒素の除去と生物学的脱リン反応によるりんの除去の両方とし、最低限必要な構造を嫌気槽・無酸素槽・好気槽としている。
流入側から嫌気槽、無酸素槽、好気槽と並べ、好気槽の硝化液を無酸素槽へ循環して脱窒させる。りんは、りんを多く取り込んだ汚泥を余剰汚泥として引き抜くことで系外へ除かれる。
このため運転では、嫌気槽に持ち込まれる硝酸性窒素や溶存酸素をできるだけ少なくする。
関連キーワード: 嫌気無酸素好気法・りん除去・硝酸性窒素・脱窒
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