公害防止管理者 (水質関係) 汚水処理特論 練習問題 第49問: 活性汚泥法で、除去される BOD が 400 kg/日、除去した BOD 1 kg あたりに生じる汚泥が 0.5 kg、曝気槽内の汚泥量が 2,400 kg、内
活性汚泥法で、除去される BOD が 400 kg/日、除去した BOD 1 kg あたりに生じる汚泥が 0.5 kg、曝気槽内の汚泥量が 2,400 kg、内生呼吸による汚泥の減少率が 0.05 (1/日) である。1 日に増える汚泥の量 (余剰汚泥として引き抜く量) として正しいものはどれか。ただし、流入水の SS と処理水の SS は無視する。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 80 kg/日
1 日に増える汚泥の量は 80 kg/日 である。活性汚泥の増加量は、除去した BOD から新しく生じる汚泥の量から、内生呼吸 (自己酸化) で減る汚泥の量を引いて求める。
生じる量は 0.5 × 400 = 200 kg/日、内生呼吸で減る量は 0.05 (1/日) × 2,400 kg = 120 kg/日 なので、200 − 120 = 80 kg/日 となる。曝気槽内の汚泥量を一定に保つには、この増加分を余剰汚泥として引き抜く。
「200 kg/日」は内生呼吸による減少を引き忘れた値、「320 kg/日」は減少分を足してしまった値、「180 kg/日」は減少率 0.05 を曝気槽内の汚泥量ではなく除去 BOD の 400 kg に掛けた 200 − 20 の値、「1,180 kg/日」は 0.5 と 0.05 を掛ける相手を取り違えた 0.5 × 2,400 − 0.05 × 400 の値である。流入水に分解されにくい SS が多い排水では、その分も汚泥の発生量に加わるので、実際の引抜き量は計算より多くなることがある。
関連キーワード: 余剰汚泥・汚泥転換率・内生呼吸・活性汚泥法
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