公害防止管理者 (水質関係) 汚水処理特論 練習問題 第43問: 下水処理場から排出される一酸化二窒素 (N2O) に関する記述として、正しいものはどれか。
汚水処理特論
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第43問
下水処理場から排出される一酸化二窒素 (N2O) に関する記述として、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 汚泥の流動焼却で燃焼温度を 850℃程度に上げる高温焼却にすると、N2O の排出量を減らせる。
汚泥の焼却で燃焼温度を 850℃程度に上げる高温焼却にすると N2O の排出量を減らせる、という記述が正しい。国総研資料第950号の試算は、高分子凝集剤を使った汚泥の流動焼却炉の N2O 排出係数を、845℃未満の通常の燃焼で 1.51、845℃以上の高温燃焼で 0.645 (kg-N2O/wet-t) としている。
N2O は CO2 の約 300 倍の温室効果をもち (試算の換算係数は 298)、約 25 倍ではない。水処理の N2O は反応槽で窒素が硝化・脱窒される過程で生じ、同資料も反応槽に流入する窒素が増えると水処理の N2O が増えると示している。
最初沈殿池での有機物の嫌気分解が主な原因ではない。水処理を標準法から窒素除去法に変えた試算では、水処理の N2O は 1 日 21.1 kg から 3.2 kg に大きく減った。
一方、水処理の消費電力は年 2,688 千 kWh から 5,209 千 kWh に増えて電力由来の CO2 は増えるが、全体の排出量は減る結果だった。
関連キーワード: 一酸化二窒素・温室効果ガス・高温焼却・窒素除去法
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