公害防止管理者 (水質関係) 汚水処理特論 練習問題 第39問: 汚泥の濃縮に関する記述として、誤っているものはどれか。
汚水処理特論
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第39問
汚泥の濃縮に関する記述として、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 余剰活性汚泥は重力濃縮で高い濃度まで濃縮しやすいので、遠心濃縮や浮上濃縮よりも重力濃縮が適している。
余剰活性汚泥は重力濃縮で濃縮しやすいので重力濃縮が適している、という記述が誤り。余剰活性汚泥は微生物の集まりで水を多く抱え、比重も水に近いため、重力濃縮では濃度が上がりにくい。
このため余剰汚泥には遠心濃縮や常圧浮上濃縮などの機械濃縮が用いられることが多い。最初沈殿池の汚泥は粗い粒子を多く含み重力濃縮でも濃縮しやすいので、余剰汚泥と分けて濃縮することがある。
重力濃縮は槽と汚泥かき寄せ機で済み、動力が小さいのが利点で、槽の面積は単位面積当たりの固形物の量 (固形物負荷、kg/(m²・日)) などをもとに決める。濃縮で含水率を下げると汚泥の体積が大きく減り、消化槽や脱水機の規模と負担を小さくできる。
濃縮槽に汚泥を長く置くと嫌気状態になり、生物学的りん除去で取り込まれたりんが放出されて、返流水のりんの負荷を高めることがある (国土交通省のガイドラインも、嫌気の条件でりんが放出されることを前提に処理を組んでいる)。
関連キーワード: 汚泥濃縮・重力濃縮・余剰汚泥・浮上濃縮
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