技術士 第一次試験 専門科目 建設部門 鋼構造・コンクリート 練習問題 第1問: 長さ3 mの片持ちばりの全長に、鉛直下向きの等分布荷重4 kN/mが作用している。はりの断面は幅300 mm、高さ200 mmの長方形で、長さ方向に一様とする。
専門科目 建設部門 鋼構造・コンクリート
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第1問
長さ3 mの片持ちばりの全長に、鉛直下向きの等分布荷重4 kN/mが作用している。はりの断面は幅300 mm、高さ200 mmの長方形で、長さ方向に一様とする。はりの自重は無視し、曲げは高さ方向に生じるものとする。このはりに生じる最大の曲げ応力(断面の縁の応力)の大きさに最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 9.0 N/mm²
最大の曲げ応力は約9.0 N/mm²です。片持ちばりの全長に等分布荷重wが作用すると、曲げモーメントは自由端で0、固定端で最大になり、その大きさは荷重の合力wLに、固定端から合力の作用点までの距離L/2を掛けたwL²/2です。
縁の応力は曲げモーメントを断面係数で割った値で、長方形断面の断面係数はZ=bh²/6です(USDA FPL Wood Handbook 第9章 式9–13)。
M=4×3²÷2=18 kN·m=1.8×10⁷ N·mm
Z=300×200²÷6=2.0×10⁶ mm³
σ=1.8×10⁷÷2.0×10⁶=9.0 N/mm²
mの単位で計算しても、Z=0.3×0.2²÷6=0.002 m³、σ=18000÷0.002=9.0×10⁶ N/m²で一致します。「18」は合力を自由端に置いてM=wL²とした値、「2.25」は単純ばりのwL²/8を使った値、「6.0」は幅と高さを入れ替えた値、「0.009」はkN·mをN·mmに直すときに10³しか掛けなかった値です。
関連キーワード: 片持ちばり・等分布荷重・曲げモーメント・断面係数・曲げ応力
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