技術士 第一次試験 専門科目 建設部門 河川・海岸・港湾・電力土木 練習問題 第12問: 水路式の水力発電所で、使用水量が12 m³/s、総落差が85 m、取水口から放水口までの水路などでの損失落差が5 mである。水車と発電機を合わせた総合効率を0.
専門科目 建設部門 河川・海岸・港湾・電力土木
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第12問
水路式の水力発電所で、使用水量が12 m³/s、総落差が85 m、取水口から放水口までの水路などでの損失落差が5 mである。水車と発電機を合わせた総合効率を0.85、水の密度を1,000 kg/m³、重力加速度を9.8 m/s²とするとき、発電出力に最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 8,000 kW
発電出力は約8,000 kWです。仕事率は単位時間あたりのエネルギーの移り変わりで(OpenStax University Physics Vol.1 §7.4)、質量mの物体が高さHを下るときの重力の位置エネルギーの差はmgHです(同 §8.1)。
1秒間に流れる水の質量はρQなので、水車に渡る出力はP=ρgQHeηです。Heは総落差から損失落差を引いた有効落差です。
He=85−5=80 m
P=1,000×9.8×12×80×0.85=7,996,800 W≒8,000 kW
kW単位の式P=9.8×Q×He×ηでも9.8×12×80×0.85=7,996.8 kWで一致します。
「8,500 kW」は損失落差を引かずに総落差85 mを使った値、「11,100 kW」は効率を掛けずに割った値、「6,800 kW」は効率0.85を2回掛けた値、「8.0 kW」は水の密度1,000 kg/m³を掛け落として10³倍ずれた値です。
関連キーワード: 水力発電・理論出力・有効落差・損失落差・総合効率
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