G検定(ジェネラリスト検定) AIの社会実装と数理・統計 練習問題 第36問: 仮説検定における第1種の誤り(type I error)と第2種の誤り(type II error)に関する説明として、最も適切なものはどれか。
仮説検定における第1種の誤り(type I error)と第2種の誤り(type II error)に関する説明として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. ほかの条件を変えずに有意水準αを小さくすると、第1種の誤りは起こりにくくなるが、第2種の誤りの確率βは大きくなる。
「ほかの条件を変えずに有意水準αを小さくすると…第2種の誤りの確率βは大きくなる」が適切です。NIST/SEMATECH e-Handbookは、帰無仮説が正しいのに棄却する危険αを検定の有意水準と呼び、帰無仮説が誤っているのに棄却しない危険βを第2種の誤りとして、βはαが小さくなるほど大きくなると述べています。
第1種の誤りは正しい帰無仮説を棄却すること、第2種の誤りは誤った帰無仮説を棄却しないことで、両者の定義を入れ替えた記述は誤りです。同書は、βは利用者が選ぶものではなく、真の値と帰無仮説との食い違いの大きさで決まるとしています。
食い違いが小さいほど検出しにくくβは大きくなるので、「差が小さいほど違いを見つけやすくなり」も逆です。ほかの条件が同じなら、αを小さくするとβが大きくなる関係にある点が要所です。
関連キーワード: 帰無仮説・対立仮説・第1種の誤り・第2種の誤り
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