G検定の過去問は、JDLA(日本ディープラーニング協会)のG検定の例題・過去問のページで20問が無料公開されています。すべて4つの選択肢から1つを選ぶ形で、各問に「G検定2024#4に出題された過去問題」のように出題された回が書かれています。
本試験は145問程度なので、公式に手に入るのは1回分の7分の1ほどです。例題で形式をつかみ、残りはシラバスの項目ごとの練習で埋めるのが現実的な進め方です。
公式の例題20問の中身と使い方
例題の20問は、シラバスの大項目からまんべんなく選ばれています。
| 大項目 | 例題の問題数 |
|---|---|
| 人工知能とは / 人工知能をめぐる動向 | 1 / 2 |
| 機械学習の概要 | 2 |
| ディープラーニングの概要 | 2 |
| ディープラーニングの要素技術 | 3 |
| ディープラーニングの応用例 | 3 |
| AIの社会実装に向けて / AIに必要な数理・統計知識 | 1 / 2 |
| AIに関する法律と契約 / AI倫理・AIガバナンス | 2 / 2 |
問い方は「最も適切な選択肢を1つ選べ」がいちばん多く、穴埋め・組合せ・計算(期待値)もあります。法律・倫理の4問は、すべて「最も不適切な選択肢」を選ぶ問いです。本番でも、否定の問いを肯定と読み違えないよう、問題文の最後を必ず確かめてください。
例題は2022年から2024年の回の問題なので、今のシラバスで項目から外れた語が残っていることがあります(次の節)。例題の答えを覚えるより、どのキーワードがどの大項目の話かを確かめる教材として使うのが向いています。
ここでは例題の問題文や答えを転載していません。
本試験の形 — 145問程度・オンライン100分
JDLAのG検定とはとFAQ(2026年9月27日に確認)による現行の形は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出題数 | 145問程度(受験形式にかかわらず同じ) |
| 試験時間 | オンライン試験 100分 / 会場試験 120分 |
| 形式 | 知識問題(多肢選択式) |
| 受験資格 | 制限なし |
| 出題範囲 | シラバスより出題 |
| 受験料(税込) | 一般 13,200円 / 学生 5,500円(オンライン試験は再受験の割引などあり) |
| 合格ライン | 開示されていない |
注意 概要ページの下の方に古い記載が残っています。 「従来200問程度 → 160問程度」「試験時間:120分 知識問題(多肢選択式・160問程度)」といった記載ですが、JDLAの2026年の日程の告知に「G2026#1 より試験時間および出題数を変更いたします」「オンライン試験:100分、小問145問程度」とあり、今は145問程度・オンライン100分です。市販の問題集やまとめサイトで「160問・120分」と書いてあるものは、この変更の前の情報です。
オンライン試験で145問を100分で解くと、1問あたり約41秒です。調べながら解く余裕はあまり無いので、キーワードを見て意味がすぐ出てくる状態にしておく必要があります。会場試験では電卓の持ち込みはできず、必要なときはCBT画面上の電卓を使うと案内されています。
合格率は回ごとに発表されます。2026年第5回は、オンライン試験と会場試験を合わせて受験者14,908名・合格者11,475名で、合格率76.97%でした(JDLAの開催結果)。
シラバス2024 第1.4版で変わった点
出題範囲は「シラバス2024」で、現行は2026年5月11日の第1.4版です(JDLAのシラバスの配布ページ)。技術分野37項目と法律・倫理分野18項目、合わせて55項目に、目標とキーワードが並んでいます。
第1.4版の改訂履歴に書かれている変更は2点です。
- 「自然言語処理」の項目のキーワードから、ChatGPT・GPT-nが削除された
- 「転移学習・ファインチューニング」の項目のキーワードが「破壊的忘却」から「破滅的忘却」に変わった
公式の例題には、第1.4版で削除されたChatGPTを使った問いが残っています。例題とシラバスで食い違うときは、シラバスの最新版を優先してください。
法律・倫理の分野は、シラバスの版とは別に、法令やガイドラインのほうが改正されます。ガイドラインの版や法律の施行日を覚えるときは、官公庁の最新の公表を確かめてください。
2026年第6回の日程と申込み
2026年第6回(G2026#6)はオンライン試験だけで、会場試験はありません(JDLAの告知)。
| 項目 | 日時 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年11月6日(金)16:00〜17:40 / 11月7日(土)13:00〜14:40 |
| 個人の申込期間 | 2026年9月11日〜10月29日 |
2027年の日程もJDLAから発表されています。日程は変更になる場合があるので、申し込む前に公式の告知を確かめてください。
例題を解いた後は、大項目ごとの練習で理由まで固める
例題20問を解き終えると、公式に手に入る問題はなくなります。そこから先は、シラバスの大項目ごとに、キーワードの意味を別の角度から問われても答えられるかを確かめる練習が効きます。
ぴよパスでは、G検定の練習問題をシラバスの大項目ごとに公開しています。技術の問題は原著論文や大学の公開資料、法律の問題はe-Govの条文、倫理の問題は官公庁の文書を一問ずつ確かめて作り、すべての選択肢に理由を付けています。JDLAの例題や本試験の問題を写したものではありません。
生成AIの使い方や注意点から先に固めたい人は、生成AIパスポートの練習問題から始めて、G検定へ進む順番も取れます。
ぴよパスはJDLAと関係のない非公式の学習サイトで、公式の例題や本試験の問題は掲載していません。
出典:
- 一般社団法人日本ディープラーニング協会「G検定とは」 / 「G検定 FAQ」 — 出題数・試験時間・受験料・合格ラインの非開示
- JDLA「G検定の例題・過去問」
- JDLA「2026年 G検定の開催日程」 — 145問程度・オンライン100分への変更
- JDLA「G検定(2026年 第5回)開催結果」 — 受験者数・合格者数・合格率
- JDLA「G検定(2026年 第6回)申込開始」 — 試験日と申込期間
- JDLA「G検定の試験出題範囲(シラバス)」 — シラバス2024 第1.4版と改訂履歴
