DCプランナー2級(企業年金総合プランナー) 資産運用の理論と運用状況の把握 練習問題 第9問: あるアクティブ型の投資信託は、年率リターンが5.0%、リターンの標準偏差が10%であった。ベンチマークの年率リターンは3.8%で、ファンドとベンチマークのリター
あるアクティブ型の投資信託は、年率リターンが5.0%、リターンの標準偏差が10%であった。ベンチマークの年率リターンは3.8%で、ファンドとベンチマークのリターンの差の標準偏差(トラッキングエラー)は3%であった。このファンドのインフォメーションレシオに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. インフォメーションレシオは、ベンチマークに対する超過リターン1.2%をトラッキングエラー3%で割った0.4となる。
「ベンチマークに対する超過リターン1.2%をトラッキングエラー3%で割った0.4となる」が適切です。インフォメーションレシオは、ベンチマークに対する超過収益率を、超過収益率の標準偏差(トラッキングエラー)で割った比率で、ベンチマークを安定的に上回るほど高くなり、アクティブ運用の能力を示す数値とされます。
超過リターンは5.0−3.8=1.2%なので、1.2÷3=0.4です。「超過リターン1.2%をファンドの標準偏差10%で割った0.12」は、分母にファンド自体のリターンの標準偏差を使っており誤りです。
トラッキングエラーは、ベンチマークの収益率と運用ポートフォリオの収益率の差(超過収益率)の標準偏差です。「ファンド自体のリターン5.0%をトラッキングエラー3%で割った約1.67」は、分子にベンチマークを差し引く前のリターンを使っており誤りです。
「ファンド自体のリターン5.0%をファンドの標準偏差10%で割った0.5」は、ベンチマークを使わない値で、ベンチマークに対する運用成果を測るインフォメーションレシオではありません。なお、インデックス型(パッシブ運用)は市場平均並みの収益率の確保を目指すため、ベンチマークとの差が小さいことが求められます(GPIF 用語集「インフォメーション・レシオ」「トラッキングエラー」「パッシブ運用」、出題範囲 C分野3.(2) ベンチマーク・(4) パフォーマンス評価)。
関連キーワード: トラッキングエラー・インフォメーションレシオ・ベンチマーク・超過リターン
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