DCプランナー2級(企業年金総合プランナー) 総合問題(事例) 練習問題 第14問: 会社員のAさん(40歳・勤務先に企業年金はない)は、iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入し、毎月20,000円の掛金で同じ投資信託を3か月続けて購入した。購入
会社員のAさん(40歳・勤務先に企業年金はない)は、iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入し、毎月20,000円の掛金で同じ投資信託を3か月続けて購入した。購入時の基準価額(1万口あたり)は、1か月目が8,000円、2か月目が10,000円、3か月目が12,500円であった。4か月目の時点の基準価額(1万口あたり)は10,000円である。手数料は考えず、口数に端数は生じないものとする。この事例に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、平均取得単価は1円未満を四捨五入する。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 4か月目の時点の評価額は61,000円で、掛金の合計60,000円を1,000円上回っており、1万口あたりの平均取得単価は9,836円である。
「評価額は61,000円で、掛金の合計60,000円を1,000円上回っており、…平均取得単価は9,836円」が適切です。毎月同じ金額で買う方法(ドルコスト平均法)では、基準価額が低い月ほど多くの口数を買えます。
式:口数=掛金÷基準価額×1万口。代入:1か月目20,000÷8,000×1万=25,000口、2か月目20,000÷10,000×1万=20,000口、3か月目20,000÷12,500×1万=16,000口で、合計61,000口です。
4か月目の評価額は61,000口×10,000円÷1万口=61,000円で、掛金の合計60,000円を1,000円上回ります。平均取得単価は60,000円÷61,000口×1万口=9,836.06…≒9,836円です。
「3か月の基準価額を平均した10,167円」は、(8,000+10,000+12,500)÷3=10,166.6…円を取得単価とした誤りで、月ごとの口数の違いを無視しています。「保有口数は60,000口」は、毎月20,000口ずつ買ったとみなした誤りです。
「口座の中にあるうちに譲渡益として課税され」は誤りで、確定拠出年金の運用益は運用中は非課税です(厚生労働省「確定拠出年金制度の概要」)。なお、2026年7月1日現在、企業年金のない会社員(第2号加入者)の拠出限度額は月23,000円で、Aさんの20,000円はその範囲内です(確定拠出年金法施行令第36条第2号)。
2026年12月1日施行予定の改正で、企業年金と共通の月6.2万円に一本化される予定です(厚生労働省「2025年の確定拠出年金の制度改正」)。
根拠・参照資料: 確定拠出年金法施行令第36条第2号
関連キーワード: ドルコスト平均法・平均取得単価・基準価額・運用益の非課税・iDeCo
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