DCプランナー2級(企業年金総合プランナー) 確定拠出年金を含めた老後の生活設計 練習問題 第7問: Eさんは老後資金として1,000万円を預金で持っている。この預金の金額が10年間変わらず、その間の物価上昇率が毎年1%で続いたとする。10年後の1,000万円は
Eさんは老後資金として1,000万円を預金で持っている。この預金の金額が10年間変わらず、その間の物価上昇率が毎年1%で続いたとする。10年後の1,000万円は、現在の物価で見るとおよそいくらの価値(購買力)に当たるか。最も適切なものはどれか。なお、1.01の10乗は1.1046とし、千円未満は四捨五入する。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 約905.3万円
「約905.3万円」が適切です。物価が毎年1%上がると、同じ物を買うのに必要な金額は10年で1.01^10 ≒ 1.1046倍になります。
金額が変わらない1,000万円の現在の物価で見た価値は、1,000万円 ÷ 1.1046 ≒ 905.31万円 ≒ 約905.3万円です。「約900.0万円」は1,000万円 ×(1 − 0.01 × 10)で、物価上昇の影響を毎年10万円ずつ単純に差し引いた値です。
「約904.4万円」は1,000万円 × 0.99^10 ≒ 904.4万円で、毎年1%ずつ価値を減らす計算をした値です。1.01で割ること(× 約0.990099)とは違い、毎年わずかに減らしすぎます。
「約1,104.6万円」は1,000万円 × 1.1046と向きを取り違えた値で、これは現在の1,000万円と同じ物を10年後に買うのに必要な金額です。預金の金額が減らなくても、物価が上がれば実質的な購買力は下がります。
厚生労働省の法令解釈通知「確定拠出年金制度について」第3の3(3)③は、投資教育で伝えるリスクの一つに、将来の実質的な購買力を確保できない可能性であるインフレリスクを挙げています。
関連キーワード: インフレリスク・購買力・物価上昇・実質価値
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