DCプランナー2級(企業年金総合プランナー) 確定拠出年金を含めた老後の生活設計 練習問題 第2問: Bさんは65歳から、毎年末に72万円ずつ20年間、老後資金を取り崩す計画である。取り崩していない残高は年1%(1年ごとの複利)で運用し続けるものとする。下の係数
Bさんは65歳から、毎年末に72万円ずつ20年間、老後資金を取り崩す計画である。取り崩していない残高は年1%(1年ごとの複利)で運用し続けるものとする。下の係数(年1%・20年)を使うとき、取崩しを始める時点で必要な資金の額の求め方と値として、最も適切なものはどれか。なお、税・手数料は考えず、万円未満は四捨五入する。 〈係数(年1%・20年)〉終価係数 1.2202/現価係数 0.8195/年金終価係数 22.0190/年金現価係数 18.0456/減債基金係数 0.0454/資本回収係数 0.0554
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 72万円に年金現価係数18.0456を掛けて、1,299万円とする。
「72万円に年金現価係数18.0456を掛けて、1,299万円とする」が適切です。毎年末に一定額を一定期間取り崩すために最初にいくら必要かは、取り崩す額に年金現価係数を掛けて求めます。
年金現価係数は (1 − 1.01^−20) ÷ 0.01 ≒ 18.0456 なので、72万円 × 18.0456 = 1,299.2832万円 ≒ 1,299万円です。残高が運用で増える分だけ、取り崩す総額より少ない資金で足ります。
「取崩しの総額72万円×20年をそのまま必要額として」は、運用を考えない値で、残高を年1%で運用するという前提を反映していません。「年金終価係数22.0190を掛けた額」は、毎年積み立てた額の期間後の元利合計を求める係数で、72万円 × 22.0190 ≒ 1,585万円は毎年72万円を20年間積み立てた場合の20年後の元利合計です。
「総額1,440万円に現価係数0.8195を掛けて」は、全額を20年後に一度に受け取る場合の割引で、1年目から毎年取り崩すことを反映していません。なお、資本回収係数は手元の資金から毎年いくら取り崩せるかを求める係数で、72万円 ÷ 0.0554 ≒ 1,299.6万円となります。
年金現価係数で求めた1,299.3万円との差は、表の係数を小数第4位で丸めたことによるもので、考え方としては同じ値です。
関連キーワード: 年金現価係数・取崩し・老後に必要な資金・複利
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