DCプランナー2級(企業年金総合プランナー) 金融商品の仕組みと特徴 練習問題 第3問: 表面利率年1.0%、額面100円、残存期間8年の固定利付債券が、額面100円当たり100円で取引されていた。その後、市場金利が上昇し、この債券の最終利回り(単利
表面利率年1.0%、額面100円、残存期間8年の固定利付債券が、額面100円当たり100円で取引されていた。その後、市場金利が上昇し、この債券の最終利回り(単利・年率)が2.0%となる価格まで値下がりしたとする。値下がり後の価格(額面100円当たり)と値下がり幅の組合せとして、最も適切なものはどれか。なお、税金・手数料は考慮せず、発行者の債務不履行はないものとし、計算結果は円未満第3位を四捨五入する。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 93.10円(値下がり幅6.90円)
「93.10円(値下がり幅6.90円)」が適切です。最終利回り(単利)は、1年当たりの利息に償還差益を残存期間で割った額を加え、それを購入価格で割って求めます。
価格をPとすると {1.0+(100−P)÷8}÷P=0.02 となり、P=(1.0×8+100)÷(1+0.02×8)=108÷1.16=93.103…で93.10円、値下がり幅は100−93.10=6.90円です。金利が上がると債券価格は下がるため、利回りが表面利率を上回る2.0%になる水準まで価格が下がります。
「99.02円」は償還差益(100−P)を残存期間の8年で割らずに計算した値です。「92.00円」は購入価格ではなく額面の100円で割って計算した値です。
「86.21円」は表面利率1.0%の利息を入れずに、償還差益だけで計算した値です。なお、満期まで保有すれば償還日に額面金額の100円が返還されるため、値下がり幅の6.90円は償還差益として受け取ることになります。
根拠:J-FLEC「債券価格と金利って、どういう関係なの?」「利率と利回りの違いって何?」、同 用語集「(債券の)償還」。
関連キーワード: 債券価格・市場金利・最終利回り・償還差益・残存期間
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