中小企業診断士 第1次試験 中小企業に関する法規 練習問題 第4問: 中小企業基本法が掲げる、政府が中小企業に関する施策を講ずるときの基本方針の中身に関する記述として、最も適切なものはどれか。
中小企業基本法が掲げる、政府が中小企業に関する施策を講ずるときの基本方針の中身に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 資金の供給の円滑化と自己資本の充実は、あわせて1つの基本方針として掲げられている。
「資金の供給の円滑化と自己資本の充実は、あわせて1つの基本方針として掲げられている」が適切です。中小企業基本法第5条は、政府が施策を講ずる基本方針を4つの号に分け、第4号で「中小企業に対する資金の供給の円滑化及び中小企業の自己資本の充実を図ること」を掲げています。
第1号は経営の革新・創業・創造的な事業活動の促進、第2号は経営資源の確保の円滑化や取引の適正化などによる経営基盤の強化、第3号は経営の安定や事業の転換の円滑化などによる経済的社会的環境の変化への適応の円滑化です。取引の適正化は第2号の経営基盤の強化の手段で、変化への適応の手段ではありません。
事業の転換の円滑化は第3号の変化への適応の手段で、経営基盤の強化の手段ではありません。経営の安定も第3号に置かれ、経営の革新や創業(第1号)とは別の方針です。
大企業との生産性や賃金の格差の是正を掲げる定めは、現行の第5条にも基本理念の第3条にもありません。基本方針は、革新と創業、経営基盤(取引の適正化を含む)、変化への適応(経営の安定と事業の転換を含む)、資金と自己資本の4本で押さえましょう。
根拠・参照資料: 中小企業基本法第5条
関連キーワード: 中小企業基本法・基本方針・自己資本の充実・取引の適正化・事業の転換の円滑化
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