ぴよパスでは、法令と国土交通省などの公的な基準で確かめたオリジナルの四肢択一250問を、本試験と同じ5科目に分けて無料で公開しています。本試験と同じ125問を通して解く模擬試験もあります (Premium)。
学科の試験の形式 (令和8年の受験要領から)
| 科目 | 本試験 | 時間 | ぴよパス |
|---|---|---|---|
| 学科Ⅰ 計画 | 20問 | 学科Ⅱと合わせて2時間 | 40問 |
| 学科Ⅱ 環境・設備 | 20問 | 学科Ⅰと合わせて2時間 | 40問 |
| 学科Ⅲ 法規 | 30問 | 1時間45分 | 60問 |
| 学科Ⅳ 構造 | 30問 | 学科Ⅴと合わせて2時間45分 | 60問 |
| 学科Ⅴ 施工 | 25問 | 学科Ⅳと合わせて2時間45分 | 50問 |
1問1点で、満点は125点です。試験時間は合わせて6時間30分です。電卓は使えません。法令集は、学科Ⅲを解くときに限って2冊まで使えます。
基準点 — 科目の過半と、総得点およそ90点
合格には、5科目のそれぞれの基準点と、総得点の基準点の全部に達する必要があります。実施機関は、科目の基準点は過半、総得点はおよそ90点を基本の水準として、問題の難しさで調整すると示しています。
| 年 | 学科Ⅰ | 学科Ⅱ | 学科Ⅲ | 学科Ⅳ | 学科Ⅴ | 総得点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和8年 | 11 | 11 | 16 | 16 | 13 | 94 |
| 令和7年 | 11 | 11 | 16 | 16 | 13 | 88 |
| 令和6年 | 11 | 11 | 16 | 16 | 13 | 92 |
| 令和5年 | 11 | 11 | 16 | 16 | 13 | 88 |
| 令和4年 | 11 | 11 | 16 | 16 | 13 | 91 |
科目の基準点を全部越えても、合計は67点にしかなりません。総得点の基準点はそれより20点以上高いので、苦手な科目を基準点ぎりぎりで通し、ほかの科目で取り返す形になります。
250問の使い方
科目別に解いて、基準点に届きにくい科目を先に見つけてください。
- 学科Ⅲ 法規: 本試験では法令集を引けますが、時間は1時間45分で30問です。ぴよパスの法規の問題は、条文で正誤が決まる形にしているので、解説の条を法令集で確かめながら解くと、引く場所を覚えられます。
- 学科Ⅳ 構造: 構造計算の体系、各構造の決まり、建築材料の性質を、文章と計算で問う形にしています。
- 学科Ⅱ 環境・設備・学科Ⅴ 施工: 国土交通省の基準や公共建築工事標準仕様書で確かめられる論点から作っています。
ぴよパスで練習できないところ
- 図を読む問題: トラスやラーメンの応力、曲げモーメントの図の形、斜線制限の高さの算定などの図を読む問題は、まだ入っていません。
- 告示の数表に頼る計算: 構造特性係数や地震地域係数などの数表を引いて解く計算は扱っていません。
- 建築作品の写真を見る問題: 計画の建築作品は、写真を使わずに文章で問う形だけです。
- 設計製図の試験: 学科の試験の練習だけです。
模擬試験
本試験と同じ5科目・125問を、本試験の時間の合計 (6時間30分) で1回に解く模擬試験があります (Premium)。本試験は3つの時間帯に分かれ、学科Ⅲは法令集を見ながら解けますが、模擬試験は1回で通して解く形です。
合否の目安は、各科目の過半 (学科Ⅰ・Ⅱ各11問・学科Ⅲ・Ⅳ各16問・学科Ⅴ13問) 以上かつ総得点90問以上です。本試験の総得点の基準点は年により動き、令和4〜8年は88〜94点でした。科目の中の論点の配分はぴよパスの設定で、図を読む形の問題は含みません。
科目ごとの練習問題と解説は無料です。
日程と受験手数料
| 項目 | 令和8年 |
|---|---|
| 受付 | 4月1日〜4月14日 |
| 学科の試験 | 7月26日 |
| 学科の合格発表 | 9月2日 |
| 設計製図の試験 | 10月11日 |
| 受験手数料 | 17,000円 (非課税) と事務手続の手数料 |
令和9年の日程は、2026年11月8日の時点ではまだ公表されていません。
どの時点の法令で作っているか
令和8年の受験要領は、解答に当たって適用すべき法令を令和8年1月1日現在で施行されているものとしています。令和9年の試験の基準日は、まだ公表されていません。
ぴよパスの問題は、2026年1月1日・2026年11月7日・2027年1月1日・2027年4月1日の4つの版で中身が同じ条を、正解の根拠にしています。2027年4月1日に建築士法と建築物省エネ法の改正が施行されるので、その改正で正誤が変わる論点は扱っていません。
まとめ
- 一級建築士の学科の試験は、5科目125問の四肢択一です。電卓は使えず、法令集は学科Ⅲだけで使えます。
- 合格には、科目の基準点 (11・11・16・16・13) と、総得点の基準点 (令和4〜8年は88〜94点) の全部が要ります。
- ぴよパスの250問は、本試験と同じ5科目に分けた無料の練習問題です。125問の模擬試験 (Premium) で、科目の線と総得点の線を通しで確かめられます。
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出典
- 公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年 一級建築士試験 受験要領」「「学科の試験」の合格基準点等について」(令和4年〜令和8年)・試験結果のページ(2026年11月7日確認)
- e-Gov 法令検索「建築基準法」「建築基準法施行令」「建築士法」「建築士法施行規則」(令和8年1月1日時点で施行の版)




