一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅰ 計画 練習問題 第1問: 近世の城郭・御殿の建築に関する記述として、最も適当なものはどれか。
学科Ⅰ 計画
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第1問
近世の城郭・御殿の建築に関する記述として、最も適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 二条城二の丸御殿は、上段の間に床・棚・書院を構え、帳台構を設けるなど、桃山時代に完成された書院造の典型例とされる。
「二条城二の丸御殿は、上段の間に床・棚・書院を構え…書院造の典型例」とする記述が適当です。文化遺産オンライン(文化庁)の二条城の解説では、二の丸御殿は桃山時代に完成された書院造の最も典型的な例とされ、主要な部屋には上段の間があり、書院造の格式である床・棚・書院を構え、帳台構を設けるとされています。
各建物を正面から奥へ一直線に並べるとする記述は誤りで、遠侍・式台・大広間・蘇鉄の間・黒書院・白書院が接続し、または渡廊下で結ばれて雁行(斜めにずれながら連なること)し、大小の破風や屋根が重なり合って並びます。障壁画を土佐派とする記述も誤りで、壁や襖には一面に狩野派の彩色の障壁画が描かれています。
姫路城の整備を加藤清正とする記述も誤りで、関ヶ原の戦いの功で城主となった池田輝政が増築を含む根本的な整備を行い、慶長14年末に概ね完成したと考えられています。二の丸御殿は「雁行する配置と狩野派の障壁画」、姫路城は「池田輝政の整備で慶長14年末に概ね完成」と組にして覚えましょう。
関連キーワード: 二条城二の丸御殿・書院造・姫路城・近世の建築
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