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電験三種 理論の過去問|問1〜問18の順番は直近4回でほぼ同じ。4回分を並べた表と、解説のない過去問の使い方

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電験三種 理論の過去問|問1〜問18の順番は直近4回でほぼ同じ。4回分を並べた表と、解説のない過去問の使い方
目次

電験三種の 理論の過去問は、電気技術者試験センターが無料で公開 しています。令和6年度下期から令和8年度上期までの4回分を問題番号ごとに並べると、問1〜4は静電気と電磁気、問10は過渡現象、問15は三相交流 のように、出る順番がほぼ決まっていました。この記事では、公開されている回、理論の問題の形、4回分を並べた表、解説のない過去問の使い方をまとめます。

理論の過去問はどこで見られるか(2026年10月21日時点)

センターの「第三種電気主任技術者試験の問題と解答」のページに、筆記方式の回 の問題が科目ごとにPDFで載っています。

項目内容
載っている回平成21年度(2009年9月6日実施)〜令和8年度上期(2026年8月30日実施)の22回分(1ページ目に平成28年度以降の15回分、2ページ目に平成27年度以前の7回分)
理論の問題回ごとに1つのPDF(例: 令和8年度上期は 20260830_ch_third_q01.pdf)
解答4科目まとめて1つのPDF。正答の番号で、解説はない
使うときの条件ページの注意書きでは、教育目的などで問題集やテキストに使うときは許諾も使用料も不要。年度・期・試験区分の出典を書く

ページに並ぶのは筆記方式の試験日の問題で、CBT方式の問題は公開されていません。センターのよくある質問では、CBT方式も出題形式と難易度は筆記方式と同じとされているので、CBT方式で受ける人も筆記方式の過去問で練習できます。

理論の問題の形

区分問題番号配点時間
A問題問1〜問14(14題)各5点90分
B問題問15〜問18(3題に答える)小問(a)(b) 各5点、1題10点〃
選択問17と問18はどちらか1問を選ぶ両方答えると採点されない—

合格基準は原則60点です(100点満点)。五肢択一で、問題用紙の注意書きどおり、問17と問18の両方に答えると採点されません。

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問1〜問18を4回分並べた表

令和6年度下期(2025年3月23日)・令和7年度上期(2025年8月31日)・令和7年度下期(2026年3月22日)・令和8年度上期(2026年8月30日)の理論の問題を、問題番号ごとに並べました。内容の要約と分野の分け方はぴよパスが付けたものです。

問令和6年度下期令和7年度上期令和7年度下期令和8年度上期分野
12種類の誘電体を入れた平行平板コンデンサ充電したコンデンサと空のコンデンサの並列接続誘電体を一部引き出した平行板コンデンサ電源から外したコンデンサの電極間隔を2倍静電気
2地球を導体球とみた静電容量球状導体のまわりを誘電体の液体で満たす2つの点電荷のあいだに置いた電荷に働く力点電荷による電位差静電気
3コイルの誘導起電力環状鉄心の2つのコイルコイルの自己インダクタンス磁束鎖交数と磁気エネルギー電磁気
4平行な2本の直線導体に働く力直線状導体の電流がつくる磁界扇形の導線の電流がつくる磁界2つの棒磁石の磁極(点磁荷)がつくる磁界電磁気
5RLC直並列回路に蓄えられるエネルギーコンデンサの放電で抵抗が消費するエネルギー3つの抵抗の消費電力の大小並列の電池4個と負荷の電力直流回路
62つの電源と3つの抵抗の電流電圧の測定から電流を求める電池の内部抵抗と起電力直列のコンデンサを並列につなぎ直す直流回路(R8上は静電気)
7合成抵抗から未知の抵抗スイッチの開閉で電流が3倍2つの条件で電流が等しくなる抵抗並列回路の未知の抵抗の式直流回路
82つの正弦波電圧の合成電流の瞬時値と時刻RLC回路と周波数RC回路の電圧と電力交流回路
9周波数を変えたRC回路の電流誘導性負荷に抵抗を並列に足すRL直列回路に抵抗を直列に足す単相3線式の負荷の線電流交流回路
10スイッチを閉じた瞬間と定常状態の電流スイッチを閉じた後の電流の波形コイルと抵抗の回路のスイッチ操作コイルと抵抗の回路のスイッチ操作過渡現象
11電界効果トランジスタホール素子いろいろなダイオード不純物半導体電子理論
12マグネトロンの中の電子の軌跡平行平板電極のあいだの電子平行板電極の電子に働く力重陽子の核反応電子の運動(R8上は原子核)
13トランジスタ増幅回路トランジスタの静特性と電流増幅率水晶振動子と発振回路FET増幅回路の等価回路電子回路
14SI組立単位量と単位記号整流形電圧計の指示二電力計法単位・電気計測
15 B三相交流回路Y結線の三相負荷三相のRLC負荷平衡三相回路三相交流
16 Bブリッジ回路で抵抗を測る電流電圧計をつくる直流回路2つの直流電圧計電気計測(R7下は直流回路)
17 B選択金属板の床と平板電極のコンデンサ2つの導体球のあいだの力誘電体を入れた平行板コンデンサ環状コイル静電気・電磁気
18 B選択演算増幅器(オペアンプ)エミッタホロワ回路NAND ICのパルス回路トランジスタの小信号増幅電子回路

4回とも同じ分野だったのは、問1〜5、問7〜11、問13、問15、問17、問18です。例外は、令和8年度上期の問6(コンデンサのつなぎ直し)と問12(核反応)、令和7年度下期の問16(直流回路)くらいでした。

配点で見ると、回路が4割

表の分野を点数に直すと、理論100点の内訳は次のようになります(選択問題は、どちらを選ぶかで分野が変わります)。

分野問題点数
直流回路・交流回路・過渡現象・三相交流問5〜10(A)・問15(B)40点
静電気・電磁気問1〜4(A)20点
電子理論・電子回路・単位・電気計測問11〜14(A)・問16(B)30点
選択(問17か問18)静電気・電磁気か、電子回路10点

回路だけで40点あります(問題番号で数えた値です。回ごとの中身で数えると、令和8年度上期は問6がコンデンサなので35点、令和7年度下期は問16が直流回路なので50点と、幅があります)。回路を先に固めると、点数の大きい部分から押さえられます。回路の計算は、静電気・電磁気や電子回路の問題の途中でも使います。

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解説のない過去問を、どう使うか

公式の解答は正答の番号だけです。過去問は「どの番号にどの分野が出るか」と「数字の大きさや問われ方」を知るのに使い、考え方は解説のある問題で確かめると進めやすくなります。

  1. 最新の1回を、時間を計って通す — 90分でA問題14題とB問題3題を解き、どこで時間を使ったかを見ます。
  2. 問題番号ごとに、回をまたいで解く — たとえば4回分の問10だけを続けて解くと、過渡現象の問われ方(瞬間の電流、定常の電流、波形)の違いが分かります。
  3. 選択問題を決める — 問17(静電気・電磁気)と問18(電子回路)を両方解いてみて、得意なほうを本番の選択にします。
  4. 間違えた番号は、同じ分野の解説つきの問題で確かめる — 正答の番号だけ覚えると、数値や図が変わったときに解けません。

例題1: ぴよパスの予想問題(静電気・問1の型)

極板の面積が 0.1 m²、極板間の距離が 2 mm の平行平板コンデンサがある。極板間には、厚さ 1 mm・比誘電率 4 の固体誘電体の板を一方の極板に接して入れ、残りの厚さ 1 mm は空気とした。このコンデンサの静電容量に最も近いものはどれか。(ε₀ = 8.85×10⁻¹² F/m、端の効果は無視)

答え: 708 pF。 誘電体と空気の境目は極板と平行なので、2つのコンデンサの直列とみます。空気の層は 8.85×10⁻¹² × 0.1 ÷ (1×10⁻³) = 885 pF、誘電体の層はその4倍の 3,540 pF です。直列なので 885 × 3,540 ÷ (885 + 3,540) = 708 pF になります。2つの層を足して 4,425 pF とするのは、並列とみた誤りです。

この問題を解く →

令和6年度下期の問1も、2種類の誘電体を極板と平行に入れたコンデンサでした。極板と平行に重なる層は直列、極板に垂直な境目で左右に分かれる区画は並列、と見分けるのが要点です。

例題2: ぴよパスの予想問題(過渡現象・問10の型)

起電力 24 V の直流電源、抵抗 R = 8 Ω、インダクタンス L = 0.4 H のコイル、スイッチ S を直列につないだ回路がある。時刻 t = 0 に S を閉じたとき、時定数 τ と、十分に時間がたった後の電流 I の組合せはどれか。

答え: τ = 0.05 s、I = 3 A。 RL直列回路の時定数は τ = L/R = 0.4 ÷ 8 = 0.05 s です。十分に時間がたつとコイルの電圧は0になるので、I = 24 ÷ 8 = 3 A です。R/L = 20 と逆にしたり、t = τ のときの電流(最終値の約63%、約1.9 A)を最終値と取り違えたりしないように気をつけます。

この問題を解く →

ぴよパスの理論の練習問題

ぴよパスでは、理論を3つの分野に分けて、オリジナル予想問題を登録不要・無料で公開しています。表の分野と次のように対応します。

全問題と解説、間違えた問題の解き直しは無料です。理論を20問・90分で通す模擬試験は Premium(月980円)の機能で、本試験のB問題の小問を1問ずつ独立させて出題します。分野の配分はぴよパスの設定で、本試験の合否を再現するものではありません。

当サイトの問題について

ぴよパスの問題は、電気技術者試験センターが公開している問題を写したものではなく、物理の教科書や法令などの公的な資料をもとに独自に作った オリジナルの予想問題 です。本試験の問題は、試験センターの公式ページでご覧ください。この記事の表は、公式の問題の内容をぴよパスが要約したもので、問題文の転載ではありません。

出典

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第三種電気主任技術者試験の予想問題を無料で解けます

全 152 問の練習問題と解説は登録不要・無料 / 進捗の保存は無料登録 / 模試は Premium (月980円)

合格率
13.0%(令和7年度・受験者48,942人中合格者6,365人から計算)
受験料
7,700円(インターネット申込み)/ 8,100円(郵送で書面の申込み)
試験時間
理論・電力・機械は各90分、法規は65分(科目ごと・五肢択一)

ここまで読めたら、オリジナル予想問題を 1 問だけ解いて、今の理解度を 30 秒で確認しましょう。

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この記事の執筆者

ぴよパス編集部

ぴよパス編集部 / 資格試験コンテンツ編集

担当領域: 消防設備士・危険物取扱者・電気工事士などの国家資格、普通免許・原付の学科、 簿記・FP 技能検定・IT パスポート・宅地建物取引士などの検定・資格まで117 試験の問題作成・解説執筆を担当

公的機関の公表データ・法令の条文・試験実施団体の公式情報を一次資料として参照しています。 記事と問題の作成には AI を使っています。問題はすべてオリジナルで、 自動の検査と、作成とは別の担当による反証 (事実と出典を選択肢ごとに確かめる) を通してから公開しています。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。 試験の最新情報 (日程・受験料・合格基準等) は各試験実施団体の公式サイトで必ずご確認ください。 記事中に誤りを発見された場合は お問い合わせフォーム よりご指摘ください。

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