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電験三種の過去問は公式サイトで無料|22回分の入手先・CBTは非公開・解説のない過去問の使い方

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電験三種の過去問は公式サイトで無料|22回分の入手先・CBTは非公開・解説のない過去問の使い方
目次

電験三種の過去問は、試験を行う一般財団法人電気技術者試験センターが、公式サイトで問題と解答をPDFで無料公開しています。2026年10月11日時点で、平成21年度から令和8年度上期までの 22回分 が載っています。ただし、CBT方式で出た問題は公開されません。

公式の過去問の入手先(2026年10月11日時点)

試験センターの「第三種電気主任技術者試験の問題と解答」のページに、回ごとに次の5本のPDFが並んでいます。

  • 問題: 理論・電力・機械・法規の4本
  • 解答: 1本(4科目の正答をまとめた表)
ページ載っている回回数
1ページ目令和8年度上期(2026年8月30日実施)〜平成28年度(2016年9月4日実施)15回
2ページ目平成27年度(2015年9月6日実施)〜平成21年度(2009年9月6日実施)7回
  • いちばん古いのは平成21年度で、年度でいえば平成21年度〜令和8年度の18年度分です。それより前の回は、このページにはありません。
  • 令和3年度までは年1回、令和4年度上期からは上期・下期の年2回です。22回のうち13回が年1回のころ、9回が年2回になってからの回です。
  • 令和8年度上期の問題と解答は、試験当日(8月30日)の法規の試験が終わった後に公表されました。
  • 古い回には、文字を選んだり検索したりできない画像のPDFがあります(平成21年度の理論で確かめました)。

CBT方式の問題は公開されない

第三種は、CBT方式(試験会場のパソコンで解く)と筆記方式(マークシート)のどちらかを、申込みのときに選びます。公式に公開されるのは、筆記方式の試験日に出た問題 だけです。

  • 試験センターのよくある質問には「CBT方式の特性上、試験問題・解答は公開していません」とあります。
  • CBT方式で知った問題の内容を、ほかの人に開示することも禁じられています。
  • 出題形式や出題の難易度は、筆記方式と同じとされています(同じくよくある質問)。

令和7年度上期は、受験者24,766人のうち9,503人がCBT方式でした(試験センターの発表資料)。CBT方式で受けた人は、自分が解いた問題を公式の過去問で見直すことはできません。形と時間の感覚は、筆記方式の回の問題でつかみます。

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科目ごとの問題の形と配点(令和8年度上期)

科目時間A問題B問題配点
理論90分14題3題(問17と問18はどちらか1問を選ぶ)A 各5点、B 小問(a)(b) 各5点
電力90分14題3題A 各5点、B 小問(a)(b) 各5点
機械90分14題3題(問17と問18はどちらか1問を選ぶ)A 各5点、B 小問(a)(b) 各5点
法規65分10題3題A 各6点、B 問11・問12は(a)6点(b)7点、問13は(a)(b)各7点
  • どの科目も五肢択一で、満点は100点です。B問題は1問の中に小問(a)(b)があり、それぞれに1つ答えます。
  • 理論と機械の選択問題は、両方に答えると採点されません(問題用紙の注意事項)。
  • 法規の問題用紙には、令和8年4月1日現在で効力のある法令(電気設備の技術基準の解釈を含む)に基づいて作ったことが書かれています。

合格基準と科目合格

  • 合格基準は、各科目とも原則60点(100点満点)です。試験の難易度などから調整されることがあります。
    • 令和7年度上期の筆記方式は、機械だけ合格基準が55点以上に下がり、ほかの3科目は60点以上でした。
    • 令和8年度上期の筆記方式は、4科目とも60点以上です(2026年9月14日の発表)。
  • 一部の科目だけ合格すると「科目合格」になり、申請すると、科目合格した回の次の回から、最大で連続5回まで、その科目の試験が免除されます。自動では免除にならず、申込みのときに「一部科目受験者」を選んで合格証明書番号を入れます。令和8年度上期に科目合格した科目は、令和10年度下期まで免除を受けられます。

解説のない過去問を、どう使うか

解答のPDFは、問題番号ごとに正答の番号を並べた1ページの表(令和7年度上期からは配点の欄もある)で、解説も途中の式もありません。試験センターは問題や解答の内容についての問い合わせに応じておらず、参考書も出していません。次の順番で使います。

  1. 最新の回を、本番と同じ時間で解く — 理論・電力・機械は90分、法規は65分です。上の配点のとおりに数えて、60点に届くかを見ます。
  2. 間違えた問題を、計算の誤りと知識の不足に分ける — 計算で落とした問題は途中の式を書き直し、知識で落とした問題はテキストの該当の項目を読み直します。
  3. 理由は、解説のある教材で確かめる — 公式の解答には正答の番号しかないので、なぜその選択肢になるのかは、テキストや解説のある問題集で確かめます。
  4. 法規の古い回は、今の条文で確かめる — 問題は、その年度の4月1日現在で効力のある法令に基づいて作られています(問題用紙の注3。下期の回は、試験日のほぼ1年前の法令です)。改正のあった条文が出てきたら、古い回の正答をそのまま覚えずに、今の条文で確かめます。

問題集やテキストに使うとき: 試験センターは、公表している過去の問題の使用に許諾や使用料はいらないとしています。ただし著作権は放棄しておらず、教育目的など試験制度の意義に反しない使い方であることと、出典(年度・期・試験区分など)の明記を求めています。問題の一部を改変したときは、その旨も書きます。ぴよパスでは公開されている問題を載せず、公式のページへのリンクだけを置いています。

例題: ぴよパスの予想問題から2問

ぴよパスでは、理論・電力・機械・法規の4科目を10分野に分けて、オリジナル予想問題を登録不要・無料で公開しています。本番と同じ五肢択一で、計算問題は途中の式まで解説しています。2問を紹介します。

例題1(理論・直流回路と交流回路) 抵抗24Ωと誘導性リアクタンス7Ωの直列回路に、実効値100Vの正弦波交流電圧を加えたときの消費電力(有効電力)を選ぶ問題です。

答え: 384 W です。インピーダンスは √(24² + 7²) = 25 Ω、電流は 100 ÷ 25 = 4 A です。電力を消費するのは抵抗だけなので、P = 4² × 24 = 384 W になります。皮相電力の 400 V·A や、リアクタンスの無効電力 112 var と取り違えないようにします。 この問題を解く →

例題2(法規・電気施設管理) 有効電力480 kW・遅れ力率0.8で運転している設備に電力用コンデンサを並列につなぎ、受電端の力率を遅れ0.96まで上げるのに要るコンデンサの容量を選ぶ問題です。

答え: 220 kvar です。無効電力は P × tanθ で求めます。改善前は 480 × 0.6 ÷ 0.8 = 360 kvar、改善後は 480 × 0.28 ÷ 0.96 = 140 kvar なので、その差の 360 − 140 = 220 kvar をコンデンサで打ち消します。無効電力を P × sinθ で求めると、別の値になって誤ります。 この問題を解く →

模擬試験は Premium です

科目ごとに時間を計って通す模擬試験は Premium(月480円)の機能です。理論・電力・機械はそれぞれ20問・90分、法規は16問・65分で、本試験のB問題の小問を1問ずつ独立させて出題します。科目の中の分野の配分はぴよパスの設定で、本試験の合否を再現するものではありません。分野ごとの練習問題と解説は、登録しなくても無料のまま解けます。

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令和8年度下期の日程

項目日程
申込み2026年11月9日(月)10時 〜 11月26日(木)17時
CBT方式の会場予約2026年12月7日(月)〜 2027年1月7日(木)
CBT方式の試験期間2027年2月4日(木)〜 2月28日(日)
筆記方式の試験日2027年3月21日(日)
受験手数料(非課税)インターネット申込み 7,700円 / 書面の申込み 8,100円(原則はインターネット。書面は、やむを得ない事情があるときに試験センターへ連絡)

CBT方式で受けた回の問題は、後から公式の過去問で見られません。筆記方式の回は、問題と解答が公表されます。なお、令和8年度下期の筆記方式からは、途中退出すると答案用紙と一緒に試験問題用紙も回収されます(試験終了まで在席した人は持ち帰れます。試験センターのお知らせ、2026年7月1日)。日程の詳しい流れは電験三種の試験日2026にまとめています。

当サイトの問題について

ぴよパスの問題は、公開されている過去問を写したものではなく、電気事業法・電気設備に関する技術基準を定める省令などの法令や公的な資料をもとに独自に作った オリジナルの予想問題 です。本試験の問題は、試験センターの公式ページでご覧ください。

出典

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第三種電気主任技術者試験の予想問題を無料で解けます

全 152 問の練習問題と解説は登録不要・無料 / 進捗の保存は無料登録 / 模試は Premium (月480円)

合格率
13.0%(令和7年度・受験者48,942人中合格者6,365人から計算)
受験料
7,700円(インターネット申込み)/ 8,100円(郵送で書面の申込み)
試験時間
理論・電力・機械は各90分、法規は65分(科目ごと・五肢択一)

ここまで読めたら、オリジナル予想問題を 1 問だけ解いて、今の理解度を 30 秒で確認しましょう。

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この記事の執筆者

ぴよパス編集部

ぴよパス編集部 / 資格試験コンテンツ編集

担当領域: 消防設備士、危険物取扱者、衛生管理者、ボイラー技士、冷凍機械責任者、 電気工事士、FP 技能検定、IT パスポート、宅地建物取引士、登録販売者 など 103 試験の問題作成・解説執筆を担当

公的機関の公表データ・法令の条文・試験実施団体の公式情報を一次資料として参照し、 記事の正確性を担保しています。問題はすべて編集部によるオリジナルで、12 項目の自動ガード (スキーマ検証、正答一意性、計算問題の再検算ほか) + 編集長による最終承認を経て公開しています。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。 試験の最新情報 (日程・受験料・合格基準等) は各試験実施団体の公式サイトで必ずご確認ください。 記事中に誤りを発見された場合は お問い合わせフォーム よりご指摘ください。

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