公害防止管理者 (水質関係) 汚水処理特論 練習問題 第52問: 国土交通省の「既存施設を活用した段階的高度処理の普及ガイドライン(案)」(平成27年) は、標準活性汚泥法等の施設を部分的に改造したものでも、循環式硝化脱窒法な
国土交通省の「既存施設を活用した段階的高度処理の普及ガイドライン(案)」(平成27年) は、標準活性汚泥法等の施設を部分的に改造したものでも、循環式硝化脱窒法などと「同様の処理原理」で「最低限必要な構造」を満たせば、その方式として扱えるとしている。このガイドラインに照らした記述として、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 循環式硝化脱窒法の最低限必要な構造は、無酸素槽と好気槽に加え、好気槽でできた硝化液を無酸素槽へ送る仕組みである。
正しいのは、循環式硝化脱窒法の最低限必要な構造を、無酸素槽・好気槽と硝化液を無酸素槽へ送る仕組みとした記述である。国土交通省の段階的高度処理の普及ガイドライン(案)(平成27年) は、平成20年6月の事務連絡を引き、部分的に改造した施設でも「同様の処理原理」で「最低限必要な構造」を満たせば循環法等として扱えるとし、その中身を表に示している。
嫌気好気活性汚泥法の処理原理は生物学的脱リン反応によるりんの除去で、窒素を窒素ガスとして放出するのは循環式硝化脱窒法である。嫌気好気活性汚泥法の最低限必要な構造は嫌気槽と好気槽で、硝化液を嫌気槽へ送る仕組みは含まれない。
脱窒は硝酸性窒素を無酸素槽で窒素ガスに還元する反応で、ガイドラインも脱窒に必要な HRT を無酸素槽について検討するとしている。事例として示された構造でも、事業計画への位置付けに先立って処理性能 (目標水質の達成可否) の確認が必要とされている。
改造で高度処理を目指すときは、槽の区切りと硝化液を送る経路をまず確かめる。
関連キーワード: 段階的高度処理・循環式硝化脱窒法・嫌気好気活性汚泥法・最低限必要な構造
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