公害防止管理者 (水質関係) 汚水処理特論 練習問題 第46問: A 工場の排水処理施設では、流入水量 2,400 m³/日、流入水の BOD 150 mg/L の排水を、容積 600 m³ の曝気槽で処理している。BOD 容
A 工場の排水処理施設では、流入水量 2,400 m³/日、流入水の BOD 150 mg/L の排水を、容積 600 m³ の曝気槽で処理している。BOD 容積負荷 (kg-BOD/(m³・日)) と水理学的滞留時間 (HRT) の組合せとして、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 0.6、6時間
BOD 容積負荷は 0.6 kg-BOD/(m³・日)、HRT は 6 時間である。流入する BOD の量は 150 mg/L × 2,400 m³/日 = 360,000 g/日 = 360 kg/日 (mg/L × m³ = g)。
BOD 容積負荷は曝気槽の容積 1 m³ あたり 1 日に流入する BOD の量なので、360 ÷ 600 = 0.6 kg-BOD/(m³・日) となる。HRT は曝気槽の容積を流入水量で割った値で、600 ÷ 2,400 = 0.25 日、0.25 × 24 = 6 時間である。
「1.67」は容積を BOD の量で割った 600 ÷ 360 の値。「4時間」は流入水量を容積で割った 2,400 ÷ 600 = 4 (1/日) を時間と読み違えた値。
「6」は 150 mg/L を 1.5 kg/m³ と桁を誤って換算した値 (正しくは 0.15 kg/m³)、「0.25時間」は日を単位とする 0.25 を時間に直していない値である。HRT は返送汚泥の水量を含めずに流入水量で求めるのが一般的で、槽内を実際に流れる水量はこれより多い点にも注意する。
関連キーワード: BOD容積負荷・水理学的滞留時間・曝気槽・活性汚泥法
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