公害防止管理者 (水質関係) 汚水処理特論 練習問題 第35問: アンモニアストリッピング法に関する記述として、誤っているものはどれか。
汚水処理特論
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第35問
アンモニアストリッピング法に関する記述として、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 排水を酸性にしてアンモニウムイオンの割合を増やし、空気を吹き込んで放散させる。
「排水を酸性にしてアンモニウムイオンの割合を増やし、空気を吹き込んで放散させる」が誤りです。水中のアンモニア性窒素は、アンモニウムイオン (NH4⁺) と遊離アンモニア (NH3) の平衡 (NH4⁺ ⇄ NH3 + H⁺) にあり、空気中へ放散できるのは遊離アンモニアだけです。
酸性ではほとんどがアンモニウムイオンになるので放散できず、実際には石灰や水酸化ナトリウムで pH を 11 程度まで上げてから空気と接触させます。ほかの記述は正しく、遊離アンモニアの割合は pH が高いほど、また水温が高いほど大きくなるので、水温が低いと除去の効率は下がります。
石灰で pH を上げると空気中の二酸化炭素と反応して炭酸カルシウムのスケールが充塡物に付きやすく、放散したアンモニアは臭気や大気への影響があるので、回収や処理を考えます。実務では、処理後の高い pH を中和してから放流します。
関連キーワード: アンモニアストリッピング・遊離アンモニア・pH・スケール
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