公害防止管理者 (水質関係) 汚水処理特論 練習問題 第31問: フェントン酸化に関する記述として、正しいものはどれか。
汚水処理特論
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第31問
フェントン酸化に関する記述として、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. フェントン酸化では鉄塩を加えるので、反応後に中和すると鉄の水酸化物の汚泥が生じる。
「フェントン酸化では鉄塩を加えるので、反応後に中和すると鉄の水酸化物の汚泥が生じる」が正しい記述です。フェントン酸化では、鉄(II)イオンが過酸化水素を分解して酸化力の非常に強いヒドロキシルラジカル (・OH) を生じ (Fe²⁺ + H2O2 → Fe³⁺ + OH⁻ + ・OH)、通常の生物処理では分解しにくい有機物を酸化します。
反応後は中和して鉄を水酸化鉄(III) として沈殿させるので、鉄を含む汚泥が発生します。反応は pH 3 前後の酸性で進みやすく、アルカリ性では鉄が水酸化物として沈殿してしまい反応が進みにくくなります。
酸化に働くのは塩素ラジカルではなくヒドロキシルラジカルで、その酸化力が弱いとした記述も誤りです。反応後に過酸化水素が残ると、後段の生物処理の微生物に害を与えたり、COD の測定値を見かけ上高くしたりするので、残留量を確かめ、必要なら分解してから次の工程へ送ります。
関連キーワード: フェントン酸化・過酸化水素・ヒドロキシルラジカル・難分解性有機物
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