公害防止管理者 (水質関係) 汚水処理特論 練習問題 第25問: 溶解塩類を1,000mg/L含む供給水100m³/hを逆浸透膜装置で処理し、透過水75m³/hを得た。塩類は膜で完全に阻止され、透過水には含まれないものとする。
汚水処理特論
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第25問
溶解塩類を1,000mg/L含む供給水100m³/hを逆浸透膜装置で処理し、透過水75m³/hを得た。塩類は膜で完全に阻止され、透過水には含まれないものとする。濃縮水の塩類濃度として、最も近いものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 4,000mg/L
塩類が膜で完全に阻止される場合、供給水に含まれる塩類はすべて濃縮水に移ります。供給水の塩類の量は1,000g/m³×100m³/h=100,000g/hです。
濃縮水の量は100−75=25m³/hなので、濃縮水の塩類濃度は100,000÷25=4,000g/m³、つまり4,000mg/Lです。このときの回収率 (透過水量÷供給水量) は75%です。
「1,333mg/L」は1,000を回収率0.75で割った値で、濃縮水の割合ではなく透過水の割合で割っています。「3,000mg/L」は透過水になった75m³/h分の塩類だけを25m³/hに移した値 (1,000×75÷25) で、濃縮水にもともと含まれていた塩類を足し忘れています。
「750mg/L」「250mg/L」は1,000に回収率や濃縮水の割合を掛けた値です。回収率を上げるほど濃縮水の濃度は高くなり、膜面でのスケールの析出に注意が必要になります。
関連キーワード: 逆浸透・回収率・濃縮水・物質収支
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