金融コンプライアンス・オフィサー2級 民法・会社法 練習問題 第5問: X銀行の職員の誤った説明によって、顧客Aが財産上の損害を受けた(人の生命又は身体を害するものではない)。この不法行為によるAの損害賠償請求権の消滅時効に関する次
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中級推定正答率 約 65%
X銀行の職員の誤った説明によって、顧客Aが財産上の損害を受けた(人の生命又は身体を害するものではない)。この不法行為によるAの損害賠償請求権の消滅時効に関する次の記述のうち、民法上、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 4. 損害及び加害者を知った時から3年間行使しないときは、時効によって消滅する。
「損害及び加害者を知った時から3年間行使しないときは、時効によって消滅する」が適切です。民法第724条は、不法行為による損害賠償の請求権は、被害者又はその法定代理人が損害及び加害者を知った時から3年間、又は不法行為の時から20年間行使しないときに、時効によって消滅すると定めています。「5年間」は、債権一般の消滅時効(第166条第1項第1号)や、人の生命又は身体を害する不法行為の特則(第724条の2)と混同しています。本問は財産上の損害なので3年間です。「10年間」は、権利を行使できる時から10年とする債権一般の定めとの混同で、不法行為の時からの期間は20年間です。「除斥期間であり」は、20年の期間も条文上「時効によって消滅する」とされている点で誤りです。苦情への対応では、起算点が被害者の認識による点にも注意しましょう。
根拠・参照資料: 民法第724条、第724条の2、第166条第1項
関連キーワード: 民法・不法行為・消滅時効・損害賠償請求権
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