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金融コンプライアンス・オフィサー2級 刑事法・独占禁止法・知的財産権法 練習問題 第4問: X銀行の営業店で、業界紙に載った金融商品の解説記事を、店内の勉強会の資料として行員20名分コピーして配ろうとしている。著作権法上の扱いに関する次の記述のうち、最

この科目 –/6 解いた
中級

X銀行の営業店で、業界紙に載った金融商品の解説記事を、店内の勉強会の資料として行員20名分コピーして配ろうとしている。著作権法上の扱いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

解答と解説を先に見る

正解: 2. 業務で使うための複製は私的使用に当たらず、原則として許諾が要る。

「業務で使うための複製は私的使用に当たらず、原則として許諾が要る」という記述が適切です。著作権法第21条により著作者は著作物を複製する権利を専有し、第30条第1項は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用することを目的とするときに限って、その使用する者が複製することを認めています。会社の業務として行員に配るための複製は、この限られた範囲内の使用に当たらないため、第63条による著作権者の許諾を得るなどの手当てが必要です。「外部には配らないので私的使用として許される」は、社内であることを家庭内に準ずる範囲と取り違えています。「営利を目的としない社内の勉強会なら自由に複製できる」は、営利の有無で私的使用かどうかが決まると誤解しています。「家庭内で読むために自分で複製する場合も原則として許諾が要る」は、私的使用のための複製を認める第30条第1項に反します。記事を共有したいときは、許諾の範囲を確かめるか、出典を示して入手先を案内する方法を検討しましょう。

根拠・参照資料: 著作権法第21条・第30条第1項・第63条第1項

関連キーワード: 著作権法・私的使用のための複製・複製権・利用の許諾

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