銀行業務検定試験 財務3級 損益計算書・製造原価・仕訳 練習問題 第8問: メーカーG社は、小売業者H社に製品を100,000千円(税抜)で販売した。G社はH社に次の2つを支払う。 ・販売奨励金3,000千円(H社から財・サービスは受け
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中級推定正答率 約 59%
メーカーG社は、小売業者H社に製品を100,000千円(税抜)で販売した。G社はH社に次の2つを支払う。 ・販売奨励金3,000千円(H社から財・サービスは受け取らない) ・H社の店頭にG社の広告を掲示してもらう対価1,000千円(別個のサービスの対価で、金額は時価と等しい) 企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」に基づくG社の売上高と処理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 4. 売上高97,000千円。販売奨励金を売上高から減額し、広告の掲示料は広告宣伝費とする。
「売上高97,000千円。販売奨励金を売上高から減額し、広告の掲示料は広告宣伝費とする」が適切です。企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」は、顧客(顧客から買う当事者を含む)に支払う対価は、顧客から受け取る別個の財・サービスの対価である場合を除き、取引価格から減額するとしています。販売奨励金はH社から何も受け取らない支払いなので売上高を減らし、店頭広告の掲示料は時価どおりの別個のサービスの対価なので、他社から広告を買ったときと同じく広告宣伝費(販売費及び一般管理費)にします。売上高=100,000−3,000=97,000千円です。「96,000千円」は掲示料まで減額した値、「99,000千円」は減額する方を取り違えた値です。「100,000千円」とする記述は、どちらも販売奨励金を費用に回し、売上高を減らしていません。融資の場面では、同じ支払いでも売上高の減額か販管費かで売上総利益率が変わるので、前期や同業と比べるときは処理の違いに注意します。
関連キーワード: 収益認識・顧客に支払われる対価・販売奨励金・売上高
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