銀行業務検定試験 財務3級 損益計算書・製造原価・仕訳 練習問題 第4問: 製造業D社の当期の資料(単位:千円)は次のとおりである。原価計算基準に従うとき、D社の当期製品製造原価の額として、最も適切なものはどれか。 材料の期首棚卸高1,
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中級推定正答率 約 60%
製造業D社の当期の資料(単位:千円)は次のとおりである。原価計算基準に従うとき、D社の当期製品製造原価の額として、最も適切なものはどれか。 材料の期首棚卸高1,200、当期材料仕入高8,000、材料の期末棚卸高1,000、工場の労務費5,000、工場設備の減価償却費1,500、工場の電力料700、長期にわたり休止している設備の減価償却費300、本社建物の減価償却費600、期首仕掛品棚卸高900、期末仕掛品棚卸高1,300
解答と解説を先に見る
正解: 4. 15,000千円
「15,000千円」が適切です。材料費=期首1,200+仕入8,000−期末1,000=8,200千円、経費=工場設備の減価償却費1,500+電力料700=2,200千円で、当期製造費用=8,200+5,000+2,200=15,400千円です。これに期首仕掛品を加え、期末仕掛品を引いて、15,400+900−1,300=15,000千円になります。原価計算基準は、長期にわたり休止している設備の減価償却費を、経営目的に関連しない価値の減少として原価に入れない項目(非原価項目)に挙げ、販売費及び一般管理費は製品原価でなく期間原価としています。「15,300千円」は休止設備の償却費を、「15,600千円」は本社建物の償却費を製造原価に入れた値です。「15,800千円」は仕掛品の加減を逆にした値(15,400+1,300−900)、「14,800千円」は材料の期首・期末を無視して仕入高を材料費にした値です。融資の場面では、休止設備の償却費が製造原価に混ざると売上総利益が小さく見えます。
関連キーワード: 当期製品製造原価・仕掛品・非原価項目・期間原価
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