銀行業務検定試験 財務3級 収益性・生産性の分析 練習問題 第7問: G社の売上高は前期・当期とも360,000千円で、棚卸資産は前期期首42,000千円、前期期末48,000千円、当期期末72,000千円である。棚卸資産回転期間
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中級推定正答率 約 52%
G社の売上高は前期・当期とも360,000千円で、棚卸資産は前期期首42,000千円、前期期末48,000千円、当期期末72,000千円である。棚卸資産回転期間(月)を「(期首棚卸資産+期末棚卸資産)÷2÷月商」、月商を「売上高÷12」とするとき、G社の棚卸資産回転期間の読み方として適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 5. 回転期間が1.5か月から2.0か月に伸びたので、在庫の滞留や期末在庫の過大計上がないかを確かめる。
「在庫の滞留や期末在庫の過大計上がないかを確かめる」が適切です。月商は360,000÷12=30,000千円です。前期は(42,000+48,000)÷2÷30,000=1.5か月、当期は(48,000+72,000)÷2÷30,000=2.0か月で、0.5か月伸びています。日本政策金融公庫の経営指標調査は、棚卸資産回転期間を投下した資本が売上となって回収されるまでの期間とし、通常は短いほどよいとしています。売上が横ばいなのに在庫だけが膨らむときは、売れ残りの滞留のほか、期末の在庫を多く計上して売上原価を小さくし、利益を大きく見せていないかも疑います。「2.4か月」は期末の72,000だけを月商で割った値、「約0.17か月」は平均在庫60,000を月商でなく年の売上高で割った値です。回転期間の伸びは効率の低下を表すので「効率が高まった」は逆です。売上が横ばいなのに在庫だけが増えているので「適正な水準」とも言えず、なおさら原因を確かめます。
関連キーワード: 棚卸資産回転期間・月商・粉飾・在庫の滞留
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