銀行業務検定試験 財務3級 資産の会計 練習問題 第6問: 取引先の損益計算書で、通常の販売目的で保有する棚卸資産の収益性の低下による簿価切下額 (評価損) がどこに表れるかを確かめたい。簿価切下額の表示と戻入れに関する
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初級推定正答率 約 68%
取引先の損益計算書で、通常の販売目的で保有する棚卸資産の収益性の低下による簿価切下額 (評価損) がどこに表れるかを確かめたい。簿価切下額の表示と戻入れに関する記述のうち、最も適切でないものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 1. 簿価切下額は、販売とは関係しない評価損として、原則として営業外費用に計上する。
「簿価切下額は、販売とは関係しない評価損として、原則として営業外費用に計上する」が適切でない記述です。企業会計基準第9号『棚卸資産の評価に関する会計基準』は、通常の販売目的で保有する棚卸資産の収益性の低下による簿価切下額を原則として売上原価とし、製造に関連し不可避的に発生するときは製造原価とします。重要な事業部門の廃止や災害損失など臨時の事象に起因し、かつ多額であれば特別損失とし、この場合は洗替え法を採用していても戻入れを行いません。また簿価切下額は、重要性が乏しい場合を除き、注記か売上原価等の内訳項目として独立掲記して示します。残りの記述はいずれも適切です。融資の目線では、評価損が売上原価に含まれると売上総利益率が下がるため、利益率が落ちた期は注記で評価損の額を確かめ、本業の採算の悪化か在庫の評価損によるものかを切り分けます。
関連キーワード: 棚卸資産・簿価切下額・売上原価・洗替え法
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