銀行業務検定試験 財務3級 資産の会計 練習問題 第4問: 取引先が保有する有価証券の減損処理に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、「市場価格のない株式等」とは、市場で取引されていない株式や出資金などをいう。
この科目 –/10 解いた
初級推定正答率 約 78%
取引先が保有する有価証券の減損処理に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、「市場価格のない株式等」とは、市場で取引されていない株式や出資金などをいう。
解答と解説を先に見る
正解: 2. 市場価格のあるその他有価証券は、時価が著しく下落し回復の見込みがあると認められないとき、時価評価し差額を当期の損失とする。
「市場価格のあるその他有価証券は…当期の損失とする」が適切です。企業会計基準第10号『金融商品に関する会計基準』は、満期保有目的の債券、子会社株式・関連会社株式、およびその他有価証券のうち市場価格のない株式等以外のものについて、時価が著しく下落し、回復する見込みがあると認められる場合を除き、時価で評価して差額を当期の損失とするとしています (減損処理)。取引先の保有株の含み損は、この条件に当たると損益計算書に表れます。「翌期首に…取得原価へ戻して」は誤りで、減損後の時価が翌期首の取得原価になります。「子会社株式は…減額しない」も誤りで、子会社株式も減損の対象です。「純資産の部に直接計上する」は通常の期末評価の評価差額との取り違えで、減損の差額は当期の損失です。「市場価格のない株式は…減額しない」も誤りで、発行会社の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下したときは相当の減額をします。
関連キーワード: 減損処理・その他有価証券・実質価額・子会社株式
広告
広告