銀行業務検定試験 財務3級 資金繰り・キャッシュ・フローの分析 練習問題 第4問: 融資先E社の年商は1,200,000千円で、回転期間(いずれも月商を基準に計算)は売上債権2.0か月、棚卸資産1.0か月、仕入債務1.5か月である。所要運転資金
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融資先E社の年商は1,200,000千円で、回転期間(いずれも月商を基準に計算)は売上債権2.0か月、棚卸資産1.0か月、仕入債務1.5か月である。所要運転資金=月商×(売上債権回転期間+棚卸資産回転期間−仕入債務回転期間)とし、翌期は売上高が20%増加して回転期間は変わらないものとする。翌期に見込まれる増加運転資金の額として、適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 2. 30,000千円
月商は売上高を12で割って出します。当期の月商=1,200,000÷12=100,000、当期の所要運転資金=100,000×(2.0+1.0−1.5)=150,000千円です。翌期の月商=100,000×1.2=120,000、翌期の所要運転資金=120,000×1.5=180,000千円なので、増加運転資金=180,000−150,000=30,000千円です(月商の増加20,000×1.5と同じ)。「150,000千円」は当期の、「180,000千円」は翌期の所要運転資金そのもので、増加額ではありません。「90,000千円」は仕入債務の回転期間を引かずに足した誤り(20,000×4.5)、「40,000千円」は売上債権だけで見た誤り(20,000×2.0)です。売上が伸びると、仕入先への支払いより先に売上債権と在庫が膨らむため、増収でも資金が不足します。融資の担当者は、この増加額を増加運転資金の融資額が妥当かどうかの目安にします。
関連キーワード: 所要運転資金・増加運転資金・回転期間・月商
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