銀行業務検定試験 財務2級 収益性の分析 練習問題 第4問: 取引先の甲社の支払利息の増加を要因に分ける。金利は支払利息を借入金の平均残高(期首と期末の平均)で割って求める。金利が前期のままなら当期の利息はいくらかを基準に
取引先の甲社の支払利息の増加を要因に分ける。金利は支払利息を借入金の平均残高(期首と期末の平均)で割って求める。金利が前期のままなら当期の利息はいくらかを基準に、残高の増による分(残高の要因)と金利の上昇による分(金利の要因)に分ける。次の資料(単位:千円)から求めた値の組合せとして、適切なものはどれか。
| 科目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 借入金の期首残高 | 300,000 | 340,000 |
| 借入金の期末残高 | 340,000 | 460,000 |
| 支払利息 | 6,400 | 9,200 |
| 受取利息 | 400 | 600 |
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 残高の要因1,600千円、金利の要因1,200千円
残高の要因1,600千円、金利の要因1,200千円が正しく、決め手は平均残高で金利を出し、金利を前期のままにした当期の利息を基準に分けることです。
前期の平均残高=(300,000+340,000)÷2=320,000
当期の平均残高=(340,000+460,000)÷2=400,000
前期の金利=6,400÷320,000=2.0%
当期の金利=9,200÷400,000=2.3%
金利が前期のままの当期の利息=400,000×2.0%=8,000
残高の要因=8,000−6,400=1,600
金利の要因=9,200−8,000=1,200
合計2,800は支払利息の増加(9,200−6,400)と一致します。
「残高の要因1,840千円、金利の要因960千円」は基準を逆に置き、残高が前期のまま金利だけ上がった利息7,360を基準にした値です。「残高の要因2,400千円、金利の要因400千円」は残高の差を期末残高の差120,000で取り、残りを金利に回した値です。
「残高の要因800千円、金利の要因960千円」は残高の差を期首残高の差40,000で取り、金利の差に前期の平均残高を掛けた値で、合計1,760が増加額に合いません。「残高の要因1,600千円、金利の要因1,000千円」は受取利息を引いた純額の増加2,600を分けた値で、問われている支払利息の増加とは違います。
金利負担の増加は、借入を増やした分と金利が上がった分に分けると、残高の圧縮と金利の条件のどちらを確かめるかが決まります。
関連キーワード: 支払利息・要因分解・平均借入金・金利
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