銀行業務検定試験 財務2級 連結修正仕訳と連結貸借対照表 練習問題 第6問: P社はS社の発行済株式の80%を保有している。当期末の両社の資料は次のとおりである(単位:千円)。 売掛金:P社180,000、S社90,000 貸倒引当金:
P社はS社の発行済株式の80%を保有している。当期末の両社の資料は次のとおりである(単位:千円)。
| 科目 | P社 | S社 |
|---|---|---|
| 売掛金 | 180,000 | 90,000 |
| 貸倒引当金 | 3,600 | 1,800 |
| 買掛金 | 120,000 | 70,000 |
P社の売掛金のうち30,000はS社に対するもので、S社の買掛金に同額が含まれる。両社とも、売掛金の期末残高の2%を貸倒引当金としている。税効果は考えない。連結貸借対照表の売掛金の純額(売掛金−貸倒引当金)はいくらか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 235,200千円
235,200千円が正しく、決め手は消した債権30,000に付いていた引当金600も戻すことです。連結会社の間の債権と債務は相殺消去し、連結会社に対して設定したことが明らかな引当金は調整します(企業会計基準第22号 第31項・注10)。
連結の売掛金=180,000+90,000−30,000=240,000
戻す引当金=30,000×2%=600
連結の貸倒引当金=3,600+1,800−600=4,800
純額=240,000−4,800=235,200
残高から確かめると、240,000×(100%−2%)=235,200です。
「234,600千円」は引当金を戻さず5,400のまま引いた値です。「264,600千円」は売掛金も引当金も消さず、270,000から5,400を引いた値です。
「240,000千円」は消去後の売掛金のままで、貸倒引当金を引いていない値です。「234,000千円」は引当金600を戻す向きを逆にして6,000とした値です。
連結の売掛金の純額は、外部に対する売掛金だけに引当金が残るように両方を直した額です。
関連キーワード: 債権債務の相殺消去・貸倒引当金の調整・連結貸借対照表・売掛金
模試 (40問)
財務諸表と財務分析の10分野を、資料を読みながら通して解く
10分野から4問ずつ、5択で通して解きます。本試験の記述式10題とは形式が違う、ぴよパス独自の練習です。目安は正答率60%です。Premium (月980円)Premium (ご利用中)時間制限つきの実力チェック