銀行業務検定試験 財務2級 決算修正と損益計算書の作成 練習問題 第7問: 取引先の甲社の当期の科目の一覧は次のとおりである (単位:千円)。 売上高:金額186,000 売上原価:金額139,000 販売費及び一般管理費:金額36,5
取引先の甲社の当期の科目の一覧は次のとおりである (単位:千円)。
| 科目 | 金額 |
|---|---|
| 売上高 | 186,000 |
| 売上原価 | 139,000 |
| 販売費及び一般管理費 | 36,500 |
| 受取配当金 | 900 |
| 支払利息 | 1,100 |
| 有価証券評価損 (売買目的有価証券) | 400 |
| 固定資産売却益 | 1,900 |
| 減損損失 | 2,200 |
| その他有価証券評価差額金 (全部純資産直入法による当期の増加額) | 600 |
報告式の損益計算書の経常利益として、最も適切なものはどれか。税効果は考えない。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 9,900千円
9,900千円が正しく、決め手は固定資産売却益と減損損失を特別損益に分け、評価差額金を損益に入れないことです。
営業利益=186,000−139,000−36,500=10,500
経常利益=10,500+900−1,100−400=9,900
受取配当金は営業外収益 (財務諸表等規則第90条)、支払利息は営業外費用 (同第93条) で、有価証券評価損も営業外費用です (企業会計原則 損益計算書原則四)。固定資産売却益は特別利益 (同規則第95条の2)、減損損失は特別損失 (同第95条の3) なので経常利益の後で足し引きし、税引前当期純利益は9,900+1,900−2,200=9,600です。
11,800千円は、売却益1,900を営業外収益に入れた値です。7,700千円は、減損損失2,200を販売費及び一般管理費に入れた値です。
10,300千円は、評価損400を特別損失に回した値です。10,500千円は、純資産の部に直接入る評価差額金600を営業外収益に足した値です。
区分を誤っても税引前当期純利益は変わらないことが多いので、経常利益を読むときは特別損益の区分から確かめます。
根拠・参照資料: 財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則 第90条、第93条、第95条、第95条の2、第95条の3
関連キーワード: 損益計算書・経常利益・税引前当期純利益・特別損益・営業外損益
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