銀行業務検定試験 財務2級 キャッシュ・フロー計算書の作成と分析 練習問題 第8問: 取引先の甲社は、取得日から満期日または償還日までの期間が3か月以内の短期投資を現金同等物としている。貸借対照表の内訳は次のとおりである(単位:千円)。 現金:前
取引先の甲社は、取得日から満期日または償還日までの期間が3か月以内の短期投資を現金同等物としている。貸借対照表の内訳は次のとおりである(単位:千円)。
| 科目 | 前期末 | 当期末 |
|---|---|---|
| 現金 | 1,500 | 1,800 |
| 当座預金・普通預金 | 20,500 | 24,200 |
| 定期預金(預入期間2か月) | 5,000 | 3,000 |
| 定期預金(預入期間1年) | 8,000 | 12,000 |
| 公社債投資信託(取得から償還まで3か月以内) | 2,000 | 4,000 |
預入期間1年の定期預金の当期末残高は、当期末から満期日まで2か月である。当期の投資活動によるキャッシュ・フローは−36,000千円、財務活動によるキャッシュ・フローは9,000千円で、換算差額はない。営業活動によるキャッシュ・フローの額として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 31,000千円
31,000千円が正しく、決め手は取得日から満期日までの期間で資金の範囲を決め、資金の増減から投資と財務を除いて逆算することです。現金同等物の例は取得から満期までが3か月以内の定期預金や公社債投資信託です(作成基準 注解(注2))。
期間の定めのある定期預金は要求払預金に当たりません(移管指針第6号 第2項)。
期首の資金=1,500+20,500+5,000+2,000=29,000
期末の資金=1,800+24,200+3,000+4,000=33,000
営業=(33,000−29,000)−(−36,000)−9,000=31,000
35,000千円は預入期間1年の定期まで資金に入れた値です(期首37,000、期末45,000)。43,000千円は当期末からの残りの期間で判定し、期末だけ12,000を入れた値です。
49,000千円は財務活動の9,000を引かずに足した値です。60,000千円は期首の資金を落とし、期末の33,000を増減とした値です。
資金の範囲は取得日からの期間で判定し、営業活動の額は資金の増減から投資と財務を符号のまま除いて求めます。
関連キーワード: 現金同等物・資金の範囲・定期預金・営業活動の逆算
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