銀行業務検定試験 財務2級 キャッシュ・フロー計算書の作成と分析 練習問題 第5問: 取引先の甲社の比較貸借対照表の抜粋は次のとおりである(単位:千円)。 有形固定資産(帳簿価額):前期末180,000、当期末206,000 設備未払金:前期末9
取引先の甲社の比較貸借対照表の抜粋は次のとおりである(単位:千円)。
| 科目 | 前期末 | 当期末 |
|---|---|---|
| 有形固定資産(帳簿価額) | 180,000 | 206,000 |
| 設備未払金 | 9,000 | 15,000 |
当期の減価償却費は22,000千円で、有形固定資産の売却と除却はない。設備未払金は有形固定資産の取得だけから生じ、通常の決済条件で支払うので、その支払は投資活動の区分に記載する。投資活動の区分に記載する有形固定資産の取得による支出として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 42,000千円
42,000千円が正しく、決め手は当期の取得額から設備未払金の増加分を除くことです。増えた未払金は取得したのにまだ払っていない分です。
通常の決済条件の未払金の支払を投資活動に記載する扱いは移管指針第6号 第33項にあります。
取得額=206,000−180,000+22,000=48,000
支出=48,000−(15,000−9,000)=42,000
支払の内訳での検算は、期首の設備未払金の支払9,000+当期の取得のうち当期に払った分(48,000−15,000)=42,000です。
54,000千円は設備未払金の増を足した値で、向きが逆です。48,000千円は取得額のままで、未払の分まで支出に数えています。
57,000千円は取得額に期首の未払9,000を足した値で、期末に残る未払15,000を引いていません。33,000千円は設備未払金の期末残高15,000をそのまま引いた値で、期首の未払9,000を当期に払った分が抜けています。
取得による支出は、帳簿価額の増減と減価償却費から取得額を出し、設備未払金の増減で調整して求めます。
関連キーワード: 設備未払金・取得による支出・投資活動によるキャッシュ・フロー・決済条件
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